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ドラッグストア/True Dataがコロナ後のインバウンド消費分析サービス開始

2023年06月23日 13:27 / IT・システム

全国の消費者購買データを扱うTrue Dataは6月26日、ドラッグストアにおけるコロナ後のインバウンド消費を分析するサービスを開始する。

<コロナ後のインバウンド消費を分析>

同社は、これまでにもインバウンド消費を分析するサービス自体は提供していたが、コロナ禍を経て人流が回復しつつある今のタイミングで調査対象とする「インバウンド店舗」を新たに設定し、コロナ後のインバウンド消費を分析するサービスとして提供することになった。

<レポートイメージ>

インバウンド消費の分析では、全国ドラッグストアの統計化された購買データから、免税対応店舗における1回の買い物が5000円以上(免税対象金額)など、複数の購買条件によりインバウンド消費を抽出する。調査対象とする「インバウンド店舗」の数は約200店設定しており、全国またはエリアを限定して2022年10月以降のデータ分析が可能だ。エリアを限定して分析できるのは、「北海道」「関東」「中部」「近畿」「九州・沖縄」の5つのエリア。さらに、インバウンド店舗に限らず、全国のID-POSデータを使用し、一定期間に同じ商品を数多く購入する「大量購入者」の購買傾向を分析することもできる。

月または週ごとに1店舗あたりのインバウンド購買の金額・個数のデータを見られる「1店舗あたりの売上金額・個数」、個別商品の売り上げランキングで今売れている商品が分かる「インバウンド購買ランキング」、インバウンド店舗の全購買から抽出したインバウンド消費の内どれくらいの割合で購入されている商品かが分かる「インバウンド購入率」、インバウンド購買・大量購入者・一般消費者に分けて商品の売り上げ推移を見られる「セグメント別購買トラッキング」の各メニューをレポート形式で提供。価格は1メニュー税別5万円から。分析メニューや地域の選択・機関により価格が異なる。

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