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パナソニック/空調機「ナチュラルチラー」アミュプラザ長崎 新館に納入、省エネ推進

2024年01月30日 15:27 / IT・システム

パナソニック 空質空調社(以下:パナソニック 空質空調社)は1月30日、新長崎駅ビルに、業務用空調機器「吸収冷温水機(以下、ナチュラルチラー)」を納入したと発表した。

<ナチュラルチラー>
ナチュラルチラー

「ナチュラルチラー」は、自然冷媒である「水」を利用することにより、特定フロンや代替フロンを使用せず、オゾン層破壊・地球温暖化に影響を与えない環境に配慮したシステム。今回納入したのは空調の能力で560 RTの吸収冷温水機(ナチュラルチラー)2台で、新長崎駅ビルの「アミュプラザ長崎 新館」と「長崎マリオットホテル」の空調を担う。

電気をほとんど使わず、ガスで動く高効率な「ナチュラルチラーにより、省エネ性の向上や、電力負荷の平準化、停電時や災害時のレジリエンス強化に貢献する。

長崎駅から武雄温泉駅を結ぶ西九州新幹線は、2023年9月に開業1周年を迎え、終着である長崎駅周辺は「100年に1度の変革」と言われるまちづくりが進んでいる。

その中でもJR九州が建設した新長崎駅ビルは、商業、ホテル、オフィスを一体的に展開し、まちのランドマークとしての役割を期待されている。新ビルは地上13階建てで、2023年11月10日、1~4階と5階の一部の商業施設「アミュプラザ長崎 新館」と、5~6階のオフィスゾーンが先行開業した。

<アミュプラザ長崎>
アミュプラザ長崎

2024年1月16日に7~13階の「長崎マリオットホテル」がオープンしている。

新長崎駅ビルには、西部ガステクノソリューションが提供するエネルギーサービスが導入され、ガス式と電気式の両方の高効率な空調機器が採用されている。電力負荷の状況に応じて、最適なエネルギー源を選択することで、電力負荷の平準化と停電時や災害時のエネルギー面でのレジリエンス強化を実現している。

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