りんくうプレジャータウン/AI通訳機「ポケトーク」をテナント店舗へ導入
2024年07月31日 18:04 / IT・システム
大和ハウスリアルティマネジメントが管理・運営する大型複合商業施設「りんくうプレジャータウンSEACLE(シークル)」(大阪府泉佐野市)は7月、テナント各店舗に対しAI通訳機「ポケトーク」を配布し、利用を開始した。
今回、ポケトーク取り扱いパートナー企業のグッディポイントと協力し、施設テナント会事業の一環として実施した。
りんくうプレジャータウンSEACLEは、大阪府泉佐野市の「りんくうタウン駅」直結の商業施設で、「関西の空の玄関口」である関西国際空港がある「関西空港駅」(南海電気鉄道、JR西日本)の隣駅に位置しており、インバウンド需要が非常に高い施設。昨今、多様な訪日客が日々増加する中で、インバウンド消費の喚起と、安全・安心な店舗運営と営業の一助となるべく導入を決めた。
「ポケトーク」にはスマートフォン翻訳アプリと異なり、「人混みでも人の声が認識しやすいノイズキャンセリング機能搭載の内蔵デュアルマイク」「騒がしい場所でもクリアに翻訳音声が聞こえる内蔵ダイナミックスピーカー」「バッテリーの持ち時間が長い」「起動が早い」「操作が簡単」といった特長がある。また、「スマートフォンを他人に利用させる必要がない、専用端末ならではの心理的負担の軽減」といったメリットがある。
SEACLEでは、様々な国からの顧客に対応するテナント従業員の心理的不安の解消につながるコミュニケーションツールと位置づけ、CS(顧客満足度)とES(従業員満足度)両面の向上を目指して「ポケトーク」を活用する計画だ。
■翻訳の関連記事
エディオン/音声翻訳機能搭載透明ディスプレイ利用の翻訳サービス導入
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。