京王SCクリエイション/商業施設向けオンラインリーシング支援システム導入

2024年09月03日 13:00 / IT・システム

COUNTERWORKS(カウンターワークス)は9月2日、同社の商業施設向けオンラインリーシング支援SaaS「SHOPCOUNTER Enterprise(ショップカウンター エンタープライズ)」が、京王沿線で商業施設を運営する京王SCクリエイションに導入されたことを発表した。

京王SCクリエイションは、京王電鉄の子会社として京王沿線の商業施設運営事業・駐車場運営事業・コインロッカー事業を展開している。カウンターワークスによると、京王SCクリエイションはこれまで、施設ごとに保有しているテナント情報・商談情報のデータベースが共通化されておらず、組織内でリーシングのノウハウが蓄積・共有されにくい状況となっていた。

加えて、業務効率改善の観点から、自社サイトでのテナント募集を起点とし、出店候補者の情報管理やその後の契約・決済までをオンライン上にてワンストップで完結することへのニーズも高まっていたという。

こうした背景のもと、カウンターワークスが提供する「ショップカウンター エンタープライズ」の導入により、京王SCクリエイション専用のテナント募集サイト「京王SC イベント・POPUP出店ガイド」を構築した。

「ショップカウンター エンタープライズ」は、商業施設のオンラインリーシング・クラウド管理システム。商業施設が自社スペースを掲載する「テナント募集サイト」と、問い合わせ・営業・テナント情報管理やスペースの稼働管理ができる「営業管理システム」を、開発なしで構築・利用でき、テナント募集業務の効率を上げることを可能にする。

専用サイトの開設によって、京王沿線で活動する地元の企業が出店しやすい環境を提供すると同時に、これまで接点のなかった新規テナントの誘致も推進していく。

<専用サイトイメージ>

また、オンラインリーシングに特化した各種機能の活用を通じ、出店に関するお問い合わせ数の増加に伴う、テナント管理、商談管理、契約管理のほか請求・入金管理まで、リーシングに関わるあらゆる業務をワンストップで効率化する。まずは京王SCクリエイションが運営する12施設を対象に、催事・ポップアップストアの募集と常設店舗の商談議事の管理業務から開始。順次、ほかの施設でも導入を進める予定だ。

■京王SC イベント・POPUP出店ガイド
https://space.keiosc.co.jp/about

■SHOPCOUNTER Enterprise
https://shopcounter.jp/lp/enterprise

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