落とし物クラウドfind/サービス開始から2年半で落とし物の累計返却数100万件突破
2025年12月05日 10:05 / IT・システム
findは12月4日、同社が提供する「落とし物クラウドfind」のサービス開始から2年半で、落とし物の累計返却数が100万件を突破したと発表した。
findは、京王電鉄が外部企業との共創によるオープンイノベーション実現を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」に採択された企業の1つ。3カ月間の実証実験を経て、2023年5月にAIを活用して落とし物照会をアシストするサービス「落とし物クラウドfind」が京王電鉄に正式導入された。以降、鉄道会社・商業施設・タクシー会社・空港などによる導入実績が増え、利用可能なエリアが拡がっているという。
2023年11月時点では累計返却数が約2万件だったが、直近の1年間では、2024年11月の約30万件から、2025年11月の約100万件へと、約3.5倍の規模に拡大。落とし物DXによる効率化が進んだ結果、国内の落とし物管理における新たな社会インフラとして定着しつつあると同社は分析している。
「落とし物クラウドfind」は、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探しても見つからない」という悩み・不安を、テクノロジーの力によって解決するサービス。遺失物管理のみならず、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携までワンストップで利用できる仕組みを提供している。
■落とし物クラウドfind
https://service.finds.co.jp/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。


