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お菓子/8月は秋の季節限定商品が好調、2位に「おさつスナック」

2018年09月28日 11:30 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、8月のお菓子では、不二家「カントリーマアム バニラ&ココア」20枚が1位となった。

「カントリーマアム」のパッケージに「冷して凍らせておいしい!」のコメントを添えて、夏物商材として訴求していた。

2位はカルビー「おさつスナック」60g、3位は7月に1位だったキャンディーのカバヤ「塩分チャージタブレッツ」となった。

カルビー「おさつスナック」は8月13日からコンビニエンスストアで先行販売し、8月20日から全業態で発売した季節限定商品で、3月下旬に終売予定。

カルビーによると、種子島の豊かな土地で生まれた糖度の高い安納芋を、焼き釜でじっくりと焼き上げたこだわりの「種子島産炭火焼き安納芋」を、原材料の焼きいも中に50%使用。クリーミーな甘味と香ばしさが味わえるという。

<お菓子の新商品ランキング>
お菓子の新商品ランキング

5週間以内に発売された商品では、2位のカルビー「おさつスナック」を含めて7商品がランクインした。

4位の亀田製菓「柿の種コク辛七味マヨ」6袋182g(税別参考小売価格280円前後)は8月6日に発売した。

亀田製菓によると、柿の種の新フレーバーで、味のトレンドでもある「旨みのある辛さ」を目指し、ただ辛いだけではなく、そこにコクをプラス。七味唐辛子の奥行きのある辛みにマヨネーズのコクを加え、馴染みのある最高の組み合わせが実現した。

8位は、8月7日に発売したブルボン「ミニ濃厚チョコブラウニー」128g(350円)で、「ちょっとだけ食べたい」や「シェアして食べたい」といったニーズに対応したミニサイズのブラウニー。

ブルボンによると、大粒のチョコチップとたっぷりのチョコレートを練り込んで焼きあげ、表面をチョコレートでハーフコーティングしたチョコづくしの“濃厚チョコブラウニー”のおいしさをそのままに、ひとくちサイズの食べやすい大きさに仕上げた。

9位は、半生菓子の阪神製菓「シャインマスカット大福」1個がランクインした。

13位のフルタ製菓「チョコエッグワンピース」20g(税別希望小売価格200円)は8月27日に発売した大ヒットアニメ「ONE PIECE」とチョコエッグが初のタッグを組んだ商品。

フルタ製菓によると、チョコエッグのおまけフィギュアは、「ONE PIECE」でおなじみの「麦わらの一味」のほか、天下七武海(おうかしちぶかい)も加わった充実のラインナップとした。

チョコエッグとして今作より新たに「ボーナスパーツ」という新要素が登場。各フィギュアに海賊旗のパーツが入っており、4体分のパーツを組み合わせると海賊旗が完成する。

15位のロッテ「プチブッセ和栗モンブラン」8個(税別想定小売価格220円前後)は、秋限定商品。ロッテによると、和栗を使用したモンブラン風クリームとチョコレートをふんわりケーキでサンドした。冷やして食べるとパリっと板チョコ食感も楽しめる。

19位は、8月21日発売の不二家「カントリーマアム和栗」14枚(税込参考小売価格324円)がランクインした。

不二家によると、栗本来の味わいを生かした香ばしい焼き栗仕立てで、電子レンジやオーブントースターで温めると一層、栗の味わいが引き立ち、焼き立てのようなおいしさを楽しめるという。

お菓子では、発売した間もない、秋の季節限定商品が数多くランクインしており季節商品への注目がうかがえた。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用した作成した。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

■RDSについて
http://www.mdingon.com/MdonWeb/service/newrds.html

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