アルコール飲料/4月1位はアサヒ「スーパードライ 生ジョッキ」
2021年05月11日 10:00 / POS分析
マーチャンダイジング・オンが発表した新商品売上ランキングによると、4月のアルコール飲料では、アサヒ「スーパードライ 生ジョッキ」340mlが1位だった。
アサヒ「スーパードライ 生ジョッキ」は、開栓するときめ細かい泡が自然に発生し、飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる商品。缶のふたが全開することで、麦芽の香りが感じやすくなるとともに口に流れる液量が多くなり、生ジョッキのような感覚で飲用することができるという。
4月6日のコンビニ先行発売以降、予想をはるかに上回る好評のため、計画していた4月製造分をもって一時休売している。6月15日に数量限定で販売再開予定だ。
2位は、2月2日の発売のサントリー「金麦 ザ・ラガー」350ml×6。「金麦」ブランドこだわりの素材である「贅沢麦芽」を使用し、本格二段仕込製法を採用することで、麦芽本来のうまみを丁寧に引き出し、食べごたえのある食事と合わせても、満足できる飲みごたえを目指したという。
3位は、2月9日リニューアル発売したサッポロ「麦とホップ」(オープン価格)。新採用の「うまみ麦汁製法」で、より麦のうまみが凝縮された麦汁を使用することで麦のうまみ溢れるビールに近いのみごたえを実現した。
5週間以内に販売した商品は、1位アサヒ「スーパードライ 生ジョッキ」、9位「スーパードライ 生ジョッキ」340ml×24、6位サントリー「パーフェクトサントリービール」350ml×6、8位「パーフェクトサントリービール」350mlがランクインした。
6位・8位のサントリー「パーフェクトサントリービール」は、麦芽のうまみを最大限に引き出す「贅沢仕込」と、糖質がゼロになるまでじっくり醗酵させる「贅沢醗酵」により、ビールど真ん中のおいしさと糖質ゼロの両立を実現したという。
RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。
新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品とした。
ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。
売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。
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