キリンビバレッジ/LINE連携自販機「タピネス」設置台数2万台突破
2018年06月13日 11:00 / 販促
キリンビバレッジグループで自動販売機事業を担うキリンビバレッジバリューベンダーとLINEが協力して展開する新型自動販売機の設置台数が2万台を突破した。
新型自販機は、LINEが提供するコミュニケーションアプリ「LINE」と連動した独自の自動販売機コミュニケーションサービス「Tappiness(タピネス)」を提供するもの。
2017年4月13日から導入を開始し、約1年で導入目標の2万台を突破した。6月時点で、約2万5000台がタピネスに対応し、うち約2万台がLINE Payに対応する。
決済方法は、LINE Payのほか、現金、電子マネー、特典チケットにも対応する。
タピネスは、「LINE」と自動販売機がビーコン経由でつながることで、購入ごとに1ドリンクポイントが付与され、15ドリンクポイントがたまると、自動販売機で好きな飲料と無料で交換可能な特典チケットが付与される。
付与された特典チケットは、「LINE」の「友だち」へプレゼントすることもできる。「LINE」上で展開するスマホのおサイフサービス「LINE Pay」による決済にも対応する。
現在、会社のオフィスなどの事業所での設置が多く、甲信越を除く全国で展開している。
ポイントが貯まることによる固定客化の開拓のほか、LINEのデータと連携し購入データを分析することでマーケティングの精度を高めたいという。
これまでの実績では30~40代の男性の利用が多くなっているという。
■タピネス
http://www.kirin.co.jp/company/about/kirinbeverage/expansion/jihanki/tappiness/
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