セブンイレブン/販売期限3時間前にポイント付与「デイリー商品」廃棄削減
2019年07月09日 17:00 / 販促
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セブン&アイ・ホールディングスは7月4日、セブン-イレブンの直営店舗で10店でエシカルプロジェクトの実験を行い、オリジナルデイリー商品の廃棄を削減したと発表した。
エシカルプロジェクトは、販売期限3時間前の米飯・サンドイッチ・麺類・デリカテッセン・スイーツ・ペストリーといったオリジナルデイリー商品を購入するとnanacoポイント3%をエシカルポイントとして付与する施策。
エシカルポイントは、本部販促費の扱いのため、加盟店の負担はない。加盟店は、売上の伸長と廃棄ロスの削減が期待できる。
本部は、価格信頼性が維持できるほか、販売額が増加することによるチャージ収入の増加、本部経費(廃棄負担)の軽減につながる。そのため、エシカルポイントの経費は相殺できると見ている。
ポイントはnanacoポイントで付与するため、nanacoやセブンペイの利用促進につながると期待している。
テスト店舗では、実験を実施した2月と直近12月を比べると平均日販が1万4000円増加し、月額の商品廃棄を8万6000円削減することができた。
現在、付与する時間や率を変えたテストも実施しており、実験を踏まえて今秋に全店に拡大する予定だ。
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