新型コロナウイルス/全国の繁華街・観光地の訪問者数減少が鮮明に
2020年03月06日 15:50 / 販促
クロスロケーションズは3月6日、自社開発する位置情報データ活用プラットフォーム「Location AI Platform」の特徴エリア別定点観測機能を使用し、新型コロナウイルスに関する人流変化のモニタリング調査結果を発表した。
今回、全国の観光地・繁華街での人流変化を新型コロナウイルス感染拡大懸念が広がり始めた2月初旬と昨年12月で比較調査した。
ウイルス感染拡大懸念の広がりと共に、全国の繁華街・観光地で訪問者数が減少傾向が分かった。
銀座や新宿など外国人観光客も多く訪れる都心の繁華街では、昨年12月と比べ銀座では約25%、新宿歌舞伎町エリアでは、約20%減少した。
特に週末一日を通して、訪問数が少なく、外出を控える傾向が伺える。
飛行機の減便やバスツアーの中止などの影響が考えられる。1月28日、29日に厚生労働省が発表した武漢市からのツアー客を乗せたバス運転手とバスガイドの感染を発表、ヒトからヒトへの感染の懸念から、観光客の減少と週末の外出を控える動きが反映された。
感染者が出ている北海道・札幌の観光地においても、昨年12月に比べ訪問者が約30%減した。特にすすきのエリアの平日夜・週末夜の減少が目立ち、宴席自粛の影響が伺えた。
特に土曜夕方の時間の訪問者が約40%減少した。平日水曜・木曜の夕方の時間帯も訪問者数は約30%減少し、平日夜の宴席を控えている様子が伺える。ただし、金曜の夜に大きな変化はなかった。
1月27日からの中国政府による海外への団体旅行の禁止など、ホテルやツアーバスのキャンセルの影響が如実に出る結果となった。
京都・大阪の観光地・繁華街では、12月と比べ、訪問者数が約25%減少した。新型コロナウイルス感染拡大懸念の広がりによる人々の危機意識の高まりが見られる。
外国人観光客に人気の京都伏見エリアでは、昨年と比べ40%減少している時間帯も見られた。
今後も、新型コロナウイルスに関して、専用の観測地点(エリア・地点)を設け、定期的なモニタリングを行う。次回の調査報告では、2月末の政府による対策方針発表前後での人流比較を3月中旬を目処に行う予定だ。
調査期間は、2020年2月1日~7日、2019年12月1日~7日、2019年2月1日~7日。新型コロナウイルス感染拡大懸念が広がった時期とコロナの影響のない昨年同日と2カ月前の12月同日を比較した。
繁華街・観光地となっている新宿・渋谷・銀座・札幌など全国20カ所を調査した。指定したエリアのサイズに関しては、各エリアで異なっている。
■クロスロケーションズ
https://www.x-locations.com/
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