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JR東日本/山手線利用ログを活用したインターネット調査を開発

2022年02月17日 12:50 / 販促

ジェイアール東日本企画(jeki)は2月17日、ポイ活アプリ「トリマ」を展開するジオテクノロジーズとPOI位置情報プラットフォーム「pinable」を開発・提供するスイッチスマイルの2社と連携し、「トリマ」のアンケート機能を活用した交通広告パッケージ商品のテスト販売を開始すると発表した。

<テスト商品の概要>
テスト商品の概要

今回、Jビーコンと、スイッチスマイルが提供するpinable Adを連携させることにより、正確な山手線乗車判定を行うことができ、対象者(山手線乗車ユーザー)に対して、「販促アンケート~LP誘導」「ブランドリフト調査」の2つのメニューを開発した。

テスト販売を通じて、広告主企業の需要度を確認するとともに、運用面における最適解を模索し、これまで難しいとされてきた「交通広告」における「効果の可視化」にチャレンジする。

2020年10月にローンチし14カ月で、700万を超えるダウンロードがあり好評のポイ活アプリ「トリマ」は、歩数だけでなく移動距離に応じてマイルが貯まるため、通勤や通学、仕事など日常的に移動が多い人に最適なポイ活アプリとなっている。「アプリを使うようになって意識的に歩くようになった」など、コロナ禍におけるユーザーの健康増進にも貢献している。

Jビーコンとは、山手線全編成の各車両、山手線内各駅の各改札口に設置しているBluetooth規格のビーコン。Jビーコンはjekiが各企業に機能提供を行っており、山手線車内や駅改札口といったユーザーの位置情報を活用したプロモーションやマーケティング活動のツールとして利用できる。

pinable Adは、スイッチスマイルが提供するビーコンプラットフォーム「pinable」のサービス。全国の交通機関や商業施設に設置したビーコンによって得られたビッグデータをロケーションデータベースとして構築し、位置情報のみならず属性や行動パターン、周辺環境などの意味情報も含めたデータを活用する「pinable」と連携したアプリを媒体として、場所・時間・ユーザー属性・コンテンツを指定したリアルタイムプッシュ通知やリターゲティングプッシュ通知、ソーシャルメディアへのリターゲティング配信を可能にする広告配信メニューとなっている。

jekiは、交通広告とスマートフォンの連動により、鉄道利用客に「新しい、楽しい、便利な」体験を届けるため、さまざまなパートナー企業との連携を図るという。

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