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富士薬品/ポイントプログラムをリニューアル

2024年01月17日 11:20 / 販促

医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の富士薬品は1月17日、「セイムス」をはじめとする富士薬品グループのドラッグストアにおいて、ポイントプログラムをリニューアルすると発表した。

まずは、3月1日から、既存のポイントプログラムを一新し、同年春には楽天ペイメントが提供する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を導入する。

<ポイントプログラムをリニューアル>

富士薬品グループのドラッグストアでは、会員登録(入会費・年会費無料)したお客(セイムス会員)に向けて、いつもの買い物で「現金ポイント」「ギフトポイント」の2種類のポイントを貯めることのできる、独自のポイントプログラムを提供してきた。

リニューアルでは、2種類の独自ポイントを「セイムスポイント」に一本化。「セイムスポイント」は、200円(税別)の買い上げで1ポイント貯まり(1ポイント=1円相当)、支払い時に1ポイントから利用できる。これにより、より使い勝手の良いポイントサービスへと一新する。

現行の「現金ポイント」は、そのまま「セイムスポイント」へと切り替わる。「ギフトポイント」から「セイムスポイント」へのポイント移行については、詳細が決まり次第、「セイムス」の公式サイトで案内する。

春からは、全国に多くの会員を有する共通ポイントサービスの「楽天ポイントカード」を導入する。「楽天ポイントカード」の会員であれば、店舗での支払い時に「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカード」機能が搭載されたアプリを提示すると、買い上げ金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができる。

セイムスで貯めた「楽天ポイント」のほか、保有している「楽天ポイント」も支払い時に利用できる。また、セイムス会員で、かつ「楽天ポイントカード」の会員であれば、「セイムスポイント」と「楽天ポイント」の両方のポイントを貯めることが可能になる。

そのほか、1カ月の買い上げ総額に応じて会員ランクがアップし、翌月の買い物でもらえるポイントが倍になる「会員ランクアップシステム」は、2月のランクアップをもって終了する。引き続き「毎週水曜・日曜日ポイント3倍(一部店舗を除く)」など、ポイントが貯まるキャンペーンを通じて、セイムス会員におトクな買い物を提供する。

富士薬品グループは、2015年8月の「楽天Edy」、2019年4月の「楽天ペイ(アプリ決済)」に続いて、この度「楽天ポイントカード」を導入することで、会員数1億を超える強固な顧客基盤を持つ楽天グループとの連携を強化し、お客により満足できる利便性の高いサービスの提供に努めるという。

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