大戸屋/丸の内に旗艦店オープン、セルフレジ・タブレット導入
2017年05月31日 12:33 / 店舗レポート
大戸屋ホールディングスは6月1日、東京・丸の内の「大戸屋ごはん処新丸の内センタービル店」を、創業以来初となる旗艦店としてリニューアルオープンする。
今期は中期経営計画の初年度で、これまでの大戸屋の事業の承継期と位置付けた。店舗開発力とマーケティングとPR広報を強化する一環として、旗艦店をオープンする。
旗艦店は、オープンキッチンを採用し、店内調理と店内加工にこだわる大戸屋のこだわりを打ち出した。
店舗面積は約161m2、座席数62席、平均客単価は850円、月商で1300万円を目標とした。
セルフレジとタブレット端末を導入することで、フロアスタッフの労務環境を改善し、将来的には人時を削減すること目指している。
新丸の内店は、ほぼ標準店舗の位置づけで、今後の新規出店やリニューアル店舗は、基本的にオープンキッチンとタブレット端末を導入する予定だ。
店頭には、はじめて受付用の端末を設置するほか、店頭や店内の看板もデジタルサイネージにし、大戸屋のメニューの紹介などを行う。
ショーケースには、メニューに使用する野菜を陳列し、産地ととも紹介。野菜が充実したメニューを提供する店を訴求する。
大戸屋のメインターゲット層は20代後半から30代中盤の女性で、来店客の60%が女性となっている。女性客のうち約35%が20代後半から30代中盤の女性だという。
コーポレートブランドテーマでは、手作り、店内調理、ちゃんとおいしい定食に加えて、からだによい・鮮度とバランスと訴求する「野菜」をキーワードとした。
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