大戸屋/丸の内に旗艦店オープン、セルフレジ・タブレット導入

2017年05月31日 12:33 / 店舗レポート

<新グランドメニューの方針>
新グランドメニューの方針

6月から改定する新グランドメニューでは、たっぷり野菜メニューの拡充と、サイドメニューの充実を打ち出した。

<キッチンで調理する窪田社長>
キッチンで調理する窪田社長

窪田社長は「コンビニでもワンプレートで全てがそろう弁当の比率が落ち、サラダやスープなど単品と組み合わせて商品を購入するお客が増えている。当社でも従来から単品でメニューを注文して組み合わせることができたが、打ち出しが弱くうまくお客様に伝わっていなかった。サイドメニューを充実させ、自分なりに定食を組み合わせる提案をしたい」という。

<野菜にフォーカスしたCMを展開>
野菜にフォーカスしたCMを展開

6月からは野菜にフォーカスしたCMをWEBを中心に展開。「鶏むね肉とたっぷり野菜の香辛だれ定食」(税別832円)、「炭火焼きバジルチキンと10種の野菜サラダ定食」(820円)、「野菜のせいろ蒸しとたっぷり野菜の麦みそ汁定食」(801円)など野菜をたっぷり使用したメニューを訴求する。

<鶏むね肉とたっぷり野菜の香辛だれ定食>
鶏むね肉とたっぷり野菜の香辛だれ定食

<炭火焼きバジルチキンと10種の野菜サラダ定食>
炭火焼きバジルチキンと10種の野菜サラダ定食

<野菜のせいろ蒸しとたっぷり野菜の麦みそ汁定食>
野菜のせいろ蒸しとたっぷり野菜の麦みそ汁定食

現在の売れ筋の価格帯は700円後半から850円となっている。現段階では、単価を下げて500円、600円の低価格帯メニューの投入は考えていないという。

<デリッシュキッチンでレシピを配信>

店内調理のこだわりを伝える取り組みとして、新たに動画レシピサイトのデリッシュキッチンとコラボレーションして、大戸屋のメニュー2品目のレシピを公開した。

レシピを公開することで、家庭でも大戸屋に近い味わいを楽しめるが、家庭の味を超えるメニューは店舗でなければ味わえないため、動画を来店のきっかけにしたいという。

<オープンキッチンの全景>
オープンキッチンの全景

<かつお節も店内で削る>
かつお節も店内で削る

窪田社長は「海外店舗の出店も進めており、世界に向けて日本の定食文化を発信していきたい」と語った。

店舗概要
所在地:東京都 千代田区丸の内1-6-2
新丸の内センタービルディング3階
TEL:03-3216-1975
営業時間:11時~22時
店舗面積:161m2
座席数:62席

大戸屋/首都圏中心に67店舗で開店時間10時に繰り上げ

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