流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





コロワイド/羽田空港に新業態「カフェ&ビヤレストラン宮」オープン

2019年01月25日 16:30 / 店舗レポート

コロワイドグループのコロワイドMDは1月28日、羽田空港に新業態「カフェ&ビヤレストラン宮」オープンする。

<カフェ&ビヤレストラン宮>
カフェ&ビヤレストラン宮

コロワイドグループのアトムが運営するステーキ専門店「ステーキ宮」ブランドから誕生した、ファミリーで楽しめる新業態。同業態の開発、新店舗の運営はコロワイドMDが行う。

ロードサイド型店舗の多い「ステーキ宮」のおいしい肉を提供するブランドイメージを生かし、「カフェ&ビヤレストラン宮」は、家族との食事、カフェ利用、ちょい飲みなどさまざまなシーンで利用できる店として新たに開発した。

創業1975年、1億5000食を提供してきた「ステーキ宮」の実績を生かし、出発前に手軽にステーキを楽しめる店舗として展開する。

<リブロースステーキ>
リブロースステーキ

コロワイドMDフードテーブル事業部の大美賀渡事業部長は、「新店舗は出発前のファストステーキ、手軽にステーキを楽しんでいただける店として、旅の始まりの楽しいひと時を提案する。コロワイドグループ2500店の中でも、空港立地は非常に少ない」と語る。

空港立地の店舗として、「カフェ&ビヤレストラン宮」は4店舗目の出店。現在、グループで、伊丹空港(大阪府豊中市)「ウルフギャング・パック・カフェ」、関西国際空港(大阪府泉佐野市)「にぎりの徳兵衛」、新千歳空港(北海道千歳市)「フレッシュネスバーガー」を展開している。

メニューは、ステーキ宮144店を支える物流網を生かし、こだわりの肉によるステーキ、ハンバーグが楽しめる。ソフトドリンクは価格を抑えめに、カフェ利用しやすくしたという。

平均客単価はランチ1500円、ディナー2500円を想定する。

羽田空港店限定メニューとして、赤身と脂のバランスのとれた「リブロースステーキ」(200g:税別3280円、300g:4680円)を販売する。

<サーロインステーキ>
サーロインステーキ

その他、「サーロインステーキ」(200g:2980円、300g:3980円)、1日15食限定の軽くトーストしたパンに牛肉とコールスローを挟んだ「国産牛フィレステーキサンド」(1580円)が楽しめる。

<国産牛フィレステーキサンド>
国産牛フィレステーキサンド

肉は、米国農務省(USDA)によって格付けされる「肉質等級」のうち、最高位である「PRIME」「CHOICE」の発生率が約95%のアイオワプレミアムビーフを使用。

ソースは、「ステーキ宮」の秘伝「宮のたれ」を使っている。

保存料は一切使用せず、生たまねぎの風味を最大限に生かした非加熱製法により、約3週間冷蔵熟成し作っている。

<キッズ ライトミールセット>
キッズ ライトミールセット

ファミリー向けに、キッズメニューも用意。低アレルゲンの「キッズ ライトミールセット」(680円)のほか、「キッズ ハンバーグセット」(880円)などもそろう。

カフェ利用を見据え、ドリンクは93種類そろえた。そのうち、アルコール類は65種になる。

ソフトドリンクは「ホットコーヒー」290円などから、アルコールはビール「アサヒスーパードライ」490円、「隅田川香るヴァイツェン」590円から、ハイボール390円から、グラスワイン390円からとなっている。

スイーツは、「ジェラート」(380円)、「アップルパイ」(580円)、「ティラミス」(580円)、「チョコレートパフェ」(680円)を取りそろえた。

客席は、テーブル席78席、カウンター8席、合計86席で、うち電源は18席に準備した。

<カフェ利用もできるレストラン>
カフェ利用もできるレストラン

今後の出店について大美賀事業部長は、「居酒屋業態を主軸とし、ビジネスパーソンの宴会利用が多い当社グループだが、空港に出店することで、ファミリー向けの需要も探り、業態の幅を広げていく。今後、他の空港への展開も目指し、ファミリーも獲得できるブランドとして育てる」と述べている。

■カフェ&ビヤレストラン宮
住所:東京都大田区羽田空港3-3-2第1旅客ターミナル2階
営業時間:前日6時30分~21時30分(1月31日までは11時オープン)
定休日:なし
席数:86席(テーブル席78席、カウンター8席)※電源18席にあり
店舗面積:約231m2

関連記事

店舗レポート 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧