キャンドゥ／「丸の内オアゾ店」100均空白エリアにオープン

2023年10月19日 18:23 ／店舗レポート

キャンドゥは10月19日、東京都千代田区に「キャンドゥ丸の内オアゾ店」をオープンした。

＜店舗外観＞

「丸の内オアゾ」の地下1階に、今回で35店舗目となるライフスタイル提案型店舗を出店。ライフスタイル提案型店舗は、2022年11月に展開を始めた。

キーワードは「エモーショナル」で、見映えの良い空間デザインやディスプレイなどを提案し、ディズニーグッズを始めとしたオリジナル商品の展開に注力している。また、看板のロゴに記載されている星マークの位置が異なり、発信を象徴する流星になった。

取扱アイテムは約1万3000～4000品で、オフィスシーンやショップなどのビジネスユース、移動時に利用できる商品をラインアップ。日々の需要から急な出張・天候変化などに対し、100円商品を中心に、コストパフォーマンスに優れた他価格商品（最大1900円まで）を加えて、さまざまなニーズに応える。

日々のニーズを補うライフラインとして、また見なれた空間やいつもの時間を彩る商品を見つけられる店舗として、「発見」を発信していく。

＜城戸社長＞

同店について、城戸一弥社長は「メインターゲットはファミリー層だ。事前に商圏分析を行ったところ、年齢・客層が幅広く、中でも子育て世代が多いことが分かった。客単価は他店よりも低い想定だが、通行量が多いことから採算が取れると判断した。当初の想定として、オフィス需要に特化させスマホ関連品をメインに集めたが、実際（19日14時現在）には子供向けグッズが売れている。土日には周辺の客層ががらりと変わるため、幅広く対応できるマルチな店舗にする予定だ」と説明する。

＜ディズニーIPの他価格品も展開＞

イオングループ入りによって商流が拡大し、ディズニーのオリジナルグッズも開発できるようになった。店頭に設置することで集客力アップを図る。これらのディズニーグッズを軸に、その他オリジナル商品の販売・訴求も強化した。

発見・発信を誘発する商品を拡充することで他社との差別化に注力する。商品の構成比率については、キッチン・文房具・食品・インテリアなどの定番商品を60％、推し活用品・ファッション・アクセサリー・ディズニーなどオリジナル商品を40％とした。「丸の内オアゾ店」の場合は、そこからビジネス用品を多めの比率にしているという。

＜モバイルグッズ＞