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東急ストア/「新綱島スクエア」に新店舗オープン、年間売上目標約11億円

2023年12月06日 16:20 / 店舗レポート

東急ストアは12月6日、東急新横浜線・新綱島駅直結の商業施設「新綱島スクエア」(横浜市港北区)2階に新店舗をオープンした。

<店舗外観>

「東急ストア 新綱島スクエア店」の初年度売上目標は日商300万円、年間10億9200万円。商圏1.0km圏内の年代別人口は20〜40代が多く、10年後も人口増加が見込めるエリアだという。世帯人員は単身・2人世帯が約70%を占めている。

顧客の生活シーンに合わせて使える、こだわりの高品質商品、健康を意識した商品などを用意。神奈川県産の野菜や産地直送の鮮魚など、鮮度の良い生鮮食品の品ぞろえを充実させるとともに、デリカ部門では、鉄板焼きメニューや種類豊富な魚総菜、赤酢を使用した寿司など、店内製造の総菜・弁当を取りそろえた。

<高沢課長>

今回の出店について、高沢昌之 店舗企画部 課長は「綱島駅前にも当社の店舗(東急ストア 綱島駅前店)がある中で出店するため、駅前店の売上に10%ほど影響は出るが、2店舗で住み分けしながら商圏シェアを固めていく。駅前店はデリカ・即食商品の割合が多く、新店舗では生鮮・グロサリーを増やした。特にグロサリーではオーガニックにこだわり、地場商品も強化した。

駅前店とはカテゴリーの構成を変えて同一エリア内で共存する。新店には、駅前店にあるインストアベーカリーが置いていないが、水産厨房を導入した。駅前店では夜の駅利用者をターゲットにする一方、新店では通常のSMとして、日中から顧客を獲得していく」と説明する。

<水産コーナー>

生鮮食品を強化しており、水産コーナーでは、その日に入荷した魚で刺身や姿造りを店内加工する。午前中は神奈川県産の入荷したての鮮魚が並び、顧客の要望に応じて厨房での3枚おろしなどの加工にも対応可能だ。

オープン3日間は、数量限定の「お買得にぎり寿司」(税別598円)も販売する。

<神奈川県名産「高座豚」>

畜産では、国内産の黒毛和牛や地養鳥などの銘柄肉を取りそろえる。売場では、神奈川県名産「高座豚」のロース肉や切り落としなども扱う。

<クラフトビールをコーナー化>

グロサリー部門では、クラフトビールをコーナー化。「大葉エール」を先行販売するほか、二子玉川産の「フタコエール」など、関東各地の醸造所で作られたビールをラインアップした。

<デリカコーナー>

デリカコーナーには、新商品「まごわやさしいこ弁当」(498円)を始めとする弁当を豊富にラインアップ。店内で焼き上げる鉄板メニューも販売し、「出来立てボード」で、出来立て商品の提供時間を知らせるという。赤魚の煮付けやかれいの揚げ煮、48時間漬け込んだ銀鮭⻄京焼など、こだわりの魚総菜も豊富に取りそろえる。

<青果コーナー>

青果では、藤沢市とその隣接地域で生産された「湘南野菜」や、有機野菜「Organicの約束」などを販売する。

<東急フードショーセレクト>

東急フードショーのセレクト品のお菓子も購入可能だ。

<おいもマルシェ>

入口付近の「おいもマルシェ」コーナーでは、焼きいものほか、さつまいも関連商品が並ぶ。

カテゴリー SKU数 内訳(綱島駅前店) 内訳(新綱島スクエア店)
青果 430 17.5 15.5
水産 338 5.0 9.2
畜産 205 7.5 9.7
生鮮 973 30.0 34.4
デリカ 328 25.0 12.7
グロサリー 6400 44.0 50.2
実用品・その他 333 1.0 2.7
合計 8034 100 100

■東急ストア新綱島スクエア店
所在地:神奈川県横浜市港北区綱島東1-9-10 新綱島スクエア2階
アクセス:東急新横浜線 新綱島駅区民文化センター口
TEL:045-533-1020
売場面積:627.5m2
開店日:2023年12月6日
営業時間:9時~21時
レジ:4台(支払い時セルフレジ8台)

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