横浜モアーズ／9階にレストラン11店舗オープン「おいしいカウンター」も登場

2024年04月23日 15:16 ／店舗レポート

横浜岡田屋は4月25日、「横浜モアーズ」9階レストランフロア（横浜市西区）をグランドオープンする。23日メディア向け内覧会を開催した。

＜新コンセプトゾーン＞

15年ぶりに同フロア（約1123.97m2）を大幅刷新。手が届く、ちょっとしたぜいたくを提供するレストラン11店舗をそろえた。

＜横浜岡田屋の岡田伸浩社長＞

岡田伸浩社長は「ちょっとリッチな飲食店街をテーマに、お客さまがハレの日など目的を持ってこのレストランフロアに来ていただけるような11店舗を誘致した。家族や友人、お一人さまでも、自分へのごほうびにちょっとぜいたくを楽しめる。ランチでも手軽な価格から、5000円程度まで幅広い単価のメニューがそろい、売り上げも改装前の5割増、14億円まで伸ばしたい」と意気込みを語った。

11店舗のうち、8店舗が神奈川県初出店。東京スカイツリーや新丸ビルなどにも店を構える鉄板焼レストラン「鉄板焼天」、ミシュランスターシェフとプロの点心師がタッグを組んだ新業態の創作中華料理「サワダ茶楼」、季節のそばを店でひき、熟練の職人が手打ちするそば・天ぷら「石臼挽き二八そばそばしき紀尾井町」、安全・安心の生牡蠣を提供する「8TH SEA OYSTER Bar」、スペインバル・パエリア「EX yokohama」、炭火焼き鳥・ワイン「やきとり荒木山」、ラーメン「横浜らぁ麺めだか堂」、和牛ひつまぶし・おでん「和牛とおでん三芳亭」が登場する。

油を一切使わない健康的な蒸し料理や和食・炭火焼きの「横浜権之介」が前面リニューアルする。

また、フロアの中央に、お一人さまでも気軽に利用できる6店舗を集めた新コンセプトゾーン「おいしいカウンター」を展開する。

＜6店舗がそろうおいしいカウンター＞

カウンターをメインとした店舗で構成されており、「EX yokohama」、牛たん専門店「味の牛たん喜助」、「やきとり荒木山」、匠の丼「天麩良＆刺身天刺」、「横浜らぁ麺めだか堂」、「和牛とおでん三芳亭」の6店舗がそろう。

さらに、屋上のビアガーデンも4月25日リニューアルオープンする。「BEACH＆CITY POP」をテーマに70～80年代のシティポップをほうふつとさせる都会的で心地よい空間を楽しめる。

岡田社長は「当社は、『変わらないのは、変わること』『いつもどこかが新しい』ことをSC運営で重要視している。一新した9階、都市型BBQガーデンにパワーアップした屋上、横浜のソウルフードともいえるハングリータイガーなどが出店している8階の3フロアの飲食ゾーン強化で、施設全体の魅力をアップする。コロナ以降、お客さまがリアル店舗に求める価値を物販以外の飲食で提供。ちょっとリッチな飲食店街で、横浜駅周辺の他施設との差別化を図る」と話した。

＜創作中華料理「サワダ茶楼」＞