ショッピングセンター/2015年の総売上高は4.4%増の31兆825億円
2016年02月22日 18:53 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が発表した2015年のSC年間総売上高(推計)は31兆825億円(前年比4.4%増)となった。
2015年は、2014年4月の消費税増税前の駆け込み需要の反動で第1四半期が前年比マイナス(4.3%減)と苦戦した。
4月以降は、訪日外国人の増加や北陸新幹線開業効果などもあり、比較的順調に推移したものの、11月と12月は暖冬の影響を受けて冬物衣料の販売が伸び悩み、前年比マイナスとなった。
地域別でみると、北海道(2.3%増)、関東(0.8%増)、九州・沖縄(1.5%増)は前年比プラスとなったが、それ以外の東北、中部、北陸、近畿、中国、四国は前年比マイナスとなった。
都市規模別でみると、政令指定都市が前年比プラス(1.0%増)と好調であったが、その他の地域では前年比マイナス(0.6%減)となった。
大都市と大都市以外の好不調の差がでた。札幌市(2.6%増)、東京区部(1.6%増)、福岡市(5.7%増)は訪日外国人増加がプラス効果に働いた。
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