三陽商会/2月売上45%減、冬物セール不調、バーバリー不在で

2016年03月09日 17:55 / 月次

三陽商会が発表した2月度商況によると、店頭販売の状況は、冬物セールがやや不調だったことと、主力事業の移行期であることを受け、全社における店頭売上高は前年比45%減となった。

2015年6月で契約を終了したブランド(バーバリー)における駆け込み需要が、昨年同時期に非常に高くなり、2014年対比で23%増と大きく慎重した月であったことが影響した。

展開終了ブランド、新規ブランドを除く既存ブランドのみでは、4%減となり、百貨店市況とほぼ同様な推移となった。

新規ブランドの「マッキントッシュ ロンドン」を除く既存基幹3事業(マッキントッシュ事業、ポール・スチュアート事業、エポカ事業)では、紳士服の「マッキントッシュ フィロソフィー」が12%増、「ポール・スチュアート」が8%増、婦人服では、エポカが2%増と堅調に推移し、3事業合計で2%増となった。

今期は、ショップ展開ブランドを中心に、セール商品の販売を1月後半から2月前半で終了させ、プロパー商品の販売強化を図ったことにより、全社既存ブランドにおけるプロパー売上は2%増となった。

三陽商会/冬のコート商戦、12月~2月に本格需要期と想定

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