日本フードサービス協会／6月は10か月連続の前年超えで4.7％増
2017年07月25日 14:45 ／ 月次
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日本フードサービス協会が発表した外食産業市場動向調査によると、外食産業の6月度売上状況は、前年同月比4.7％増となり、10か月連続して前年を上回った。
6月は、梅雨時期ではあったものの、天候が比較的安定していたことから客足にプラスとなった。
ファーストフード業態は、全体売上は6.9％増と前年を上回った。
洋風は、ボリューム感を訴求したフェア品や個人客をターゲットにしたセットメニュー等が好評で、売上は11.7％増となった。和風は、季節セットメニューや定食メニューで客単価が上昇し、売上は1.8％増となった。
麺類は、新メニューが好調、店舗数増もあり、売上は4.4％増。
持ち帰り米飯・回転寿司は、価格が高めの商品を増やした回転寿司で客単価が上昇し、売上2.2％増となった。その他は、カレーが昨年末の価格改定で引き続き客単価が上昇し、売上は3.7％増となった。
ファミリーレストランは、全体売上は0.3％増と前年を上回った。
業種別では、洋風はフェア品の好調やディナー時間帯の客数増などもあり、売上2.6％増、和風は店舗数減で売上0.4％減、中華は創業記念キャンペーンや他業界とのコラボが好調で客単価が上昇し、売上2.5％増となった。
焼き肉は、SNSでのクーポン配信や肉の日（29日）イベントなどにより集客が好調で、売上は10.0％増となった。
パブ・居酒屋業態では、飲酒業態は、金曜日が1日多い曜日周りにも支えられ客足が好調で、売上は1.8％増と2か月連続して前年を上回った。
パブ・ビアホールは、新店の好調、週末の集客増大で売上は6.2％増となった。居酒屋は、これまでの店舗整理や業態転換の効果が表れ、売上は2か月連続して前年を上回り、0.7％増となった。
ディナーレストラン業態は、6月は前月に続き各社まちまちで、高級業態の一部で振るわないところもあったが、季節メニューの投入や店舗増もあり、売上は3.8％増となった。
喫茶業態は、6月は天候に恵まれたことや、プリペードカードへのポイントアップキャンペーンなどが奏功し、売上は2.3％増となった。
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