大丸松坂屋百貨店/8月の百貨店事業3.6%増、化粧品・ラグジュアリーブランド売上増
2017年09月01日 19:50 / 月次
J.フロントリテイリング(2017年2月期売上高:1兆1085億円)が発表した8月の売上速報によると、大丸松坂屋百貨店の合計売上高は4.2%増で、博多大丸、下関大丸、高知大丸を加えた百貨店事業合計は3.6%増だった。
8月度の百貨店事業の売上高は、秋物婦人ファッションの立ち上がりの動きが鈍かったものの、紳士服飾、食品が堅調に推移したほか、化粧品、ラグジュアリーブランド、美術宝飾品が大きく売上を伸ばした。
大丸松坂屋百貨店合計は6か月連続、百貨店事業合計は5か月連続で前年実績を上回った。また大丸松坂屋百貨店の免税売上高(速報値)は、対前年83%増(客数同54%増、客単価同19%増)となった。
店舗別では、東京店が12か月連続、札幌店が9か月連続、心斎橋店が8か月連続、京都店が4か月連続で対前年プラスとなるなど、直営14店舗中9店舗が前年実績を上回った。
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