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家電量販店/大手4社が前年超え、テレビ・エアコンが好調

2018年01月31日 10:16 / 月次

家電量販店各社が発表した2017年12月の月次売上によると、ビックカメラの全店売上高が14.4%増、エディオンの全店売上高が4.8%増、ケーズホールディングスのグループ売上高が6.7%増になった。

商品部門別には、テレビ、エアコンが好調だった。テレビはコジマ6.9%増、ケーズデンキHD9.6%増、エアコンはコジマ22.2%増、ケーズデンキHD24.4%増だった。

<家電量販店の店舗(イメージカット)>
家電量販店の店舗(イメージカット)

■ビックカメラ(2017年8月期:売上高7906億円)
ビックカメラ+コジマ売上高12.1%増、うちビックカメラ14.4%増
音響映像商品12.3%増、家庭電化商品9.9%増、情報通信機器商品14.6%増、その他の商品21.2%増

音響映像商品は、テレビ、オーディオが好調が堅調だった。家庭電化商品は、洗濯機、調理家電、エアコンが好調、冷蔵庫、理美容家電が堅調だった。

情報通信機器商品は、スマートフォンやパソコン本体・周辺機器が好調。その他の商品は、ゲーム、医薬品、スポーツ、酒類など、いずれも好調だった。

12月は、祝日が土曜日と重複していたことから前年に比べマイナスの影響があった。

また、前年に比べ日曜日が1日多い曜日まわりだったが、日曜日が31日にあたったことからプラスの影響は軽微だった。

コジマ(2017年8月期:売上高2327億円)
既存店売上高6.9%増、全店売上高7.6%増

テレビ6.5%増、ブルーレイ・DVD8.6%増、エアコン22.2%増、パソコン3.8%増、携帯電話31.2%増、洗濯機11.5%増、冷蔵庫4.5%増

12月は平年に比べて気温が低く、エアコン、暖房器具、加湿器などの季節商品が好調に推移したことに加えて携帯電話やゲーム(本体・ソフト・アクセサリー)が大きく前年を上回った。

また前月に引き続きテレビ、レコーダー、パソコン、洗濯機、冷蔵庫などの主要な商品が前年を上回ったほか、プリンターやヘッドホンなども好調だった。

■エディオン(2017年3月期:売上高6744億円)
直営店売上高4.8%増、全店売上高4.9%増
出店2、閉店4、月末店舗384店

■ケーズホールディングス(2017年3月期:売上高6581億円)
グループ計売上高6.7%増、出店1、閉店1、月末店舗は495店

音響商品8.5%減、テレビ9.6%増、ブルーレイ・DVD8.0%増、パソコン・情報機器1.2%増、冷蔵庫4.1%増

洗濯機12.7%増、クリーナー0.8%増、調理家電2.5%増、理美容・健康器具1.0%減、エアコン24.4%増

■キタムラ(2017年3月期:売上高1413億円)
全店売上高156億5600万円(前年同期比4.8%減)
出店、退店、移転、リニューアルなし

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