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家電量販店/9月の売上高4社プラス、エアコン好調

2018年10月26日 12:10 / 月次

家電量販店4社が発表した9月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が8.6%増、コジマ既存店11.0%増、エディオンの全店売上高9.8%増、ケーズホールディングスのグループ売上高12.6%増とすべて前年を上回った。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2018年8月期:売上高8440億円)
ビックカメラ+コジマ売上高8.6%増、うちビックカメラ6.3%増。

音響映像商品3.1%増、家庭電化商品8.0%増、情報通信機器商品9.0%増、その他の商品4.5%増。

音響映像商品は、テレビやオーディオが堅調。一方、デジタルカメラが低調だった。

家庭電化商品は、エアコンや洗濯機が好調、このほかの商品も総じて堅調となった。

情報通信機器商品は、パソコン本体やスマートフォンが好調、パソコン周辺機器が堅調に推移した。

その他の商品は、医薬品、スポーツ用品、メガネ・コンタクトレンズや酒類が好調、玩具や時計が堅調だった。一方、ゲームがやや低調となった。

■コジマ(2018年8月期:売上高2463億円)
既存店売上高11.0%増、全店売上高12.9%増

全店のテレビ1.9%増、ブルーレイ・DVD7.9%増、エアコン14.9%増、パソコン(本体のみ)12.8%増、携帯電話38.8%増、洗濯機5.1%減、冷蔵庫4.7%減。

9月は、台風や地震など相次ぐ自然災害が発生したが、影響は軽微でだった。

携帯電話が、新製品の発売や継続的なイベント効果により前年比38.8%増、また、エアコンが、前年に比べ気温が高めに推移したことから、45.9%増と大きく前年を上回った。

その他、パソコン(本体・周辺機器)や、防災関連品として電池(乾電池、モバイルバッテリー)などが好調に推移した。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高10.5%増、全店売上高9.8%増
出退店0、9月末店舗1190店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791円)
グループ計売上高12.6%増、出店4、退店3、月末店舗は497店

音響商品13.3%増、テレビ6.7%増、ブルーレイ・DVD2.7%増、パソコン・情報機器7.2%増、冷蔵庫11.3%増

洗濯機10.9%増、クリーナー6.0%減、調理家電5.1%増、理美容・健康器具3.6%増、エアコン52.6%増

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