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家電量販店/10月の売上高ケーズのみ減、3社プラス

2018年11月20日 10:20 / 月次

家電量販店4社が発表した10月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が1.9%増、コジマ既存店2.9%増、エディオンの全店売上高4.1%増とプラスだったが、ケーズホールディングスのグループ計売上高2.3%減とマイナスになった。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2018年8月期:売上高8440億円)
ビックカメラ+コジマ売上高1.9%増、うちビックカメラ1.0%増。

音響映像商品0.4%減、家庭電化商品0.3%増、情報通信機器商品4.8%増、その他の商品0.2%減。

10月は、前年に比べ曜日まわりでマイナスの影響があった。

音響映像商品は、テレビが堅調でした。一方、デジタルカメラがやや低調、オーディオが低調だった。

家庭電化商品は、エアコンが好調、このほかの商品も総じて堅調に推移した。

情報通信機器商品は、パソコン本体、パソコン周辺機器やスマートフォンが堅調。

その他の商品は、医薬品、スポーツ用品、メガネ・コンタクトレンズや酒類が好調、玩具や時計が堅調となった。一方、ゲームが低調だった。

■コジマ(2018年8月期:売上高2463億円)
既存店売上高2.9%増、全店売上高3.6%増

全店のテレビ1.5%減、ブルーレイ・DVD2.3%減、エアコン18.1%増、パソコン(本体のみ)4.8%増、携帯電話22.5%増、洗濯機4.3%減、冷蔵庫6.1%減。

10月は、引き続き携帯電話が、新製品の発売や継続的なイベント効果により前年を上回った。

エアコンが、夏から続く買い替え需要の影響により、好調だった。

その他、パソコン(本体のみ)が、新製品の発売や買い替え促進により堅調、パソコン周辺機器やアクセサリー、プリンターなどが好調に推移した。

結果、休日が前年より1日少なかった影響もあったが、全店で3.6%増と前年を上回った。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高4.2%増、全店売上高4.1%増
出店2、退店1、10月末店舗1191店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791円)
グループ計売上高2.3%減、出退店0、月末店舗は497店

音響商品5.6%減、テレビ7.9%減、ブルーレイ・DVD12.4%減、パソコン・情報機器7.1%減、冷蔵庫2.1%増

洗濯機1.4%減、クリーナー6.1%減、調理家電8.4%減、理美容・健康器具3.7%減、エアコン17.3%増

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