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婦人・子ども服/11月の既存店売上しまむら12.3%減、ワールド5%減

2018年12月19日 15:00 / 月次

婦人・子ども服5社の11月度の営業概況によると、既存店売上は、アダストリアが3.6%増、ハニーズ4.5%増と前年同月を上回ったが、ファッションセンターしまむら12.3%減、ワールド5.0%減、TSIHD4.7%減、西松屋チェーン7.9%減と明暗を分けた。

<アダストリア店舗イメージ>
アダストリア

■しまむら(2018年2月期:売上高5651億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)12.3%減、客数7.6%減、客単価3.3%減。

全店売上10.6%減。

11月23日現在店舗数1423店。

11月度は、月度を通して気温が高く推移したことで、防寒アウターや肌着など冬物の販売が伸び悩んだ。

また、休日が2日少なかったこともあり、売上は前年実績を下回った。

■ワールド(2019年3月期:売上高2490億円見込み)
店舗既存店売上5.0%減、Eコマース3.6%増。

国内全店売上3.5%減、国内小売売上2.9%減。

11月の休日数は前年同月に比べて1日減少であり、既存店売上ベースでマイナス2.4%ポイント程度のマイナス影響があったと推察している。

11月は上旬から中旬にかけては、気温が高めに推移したこともあり、前年順調だったコートなど重衣料の動きが鈍かったものの、下旬は気温が低下したことに加え、販促効果もあって回復傾向となった。

なお、ブランド別ではヒロコハヤシ、AGバイアクアガール、デッサン、ピンクラテが好調であり、アイテム別では、コートに代わるジャケットやニットカーディガンの動きが好調だった。

■アダストリア(2018年2月期:2227億円)
既存店売上3.6%増、客数4.1%増、客単価0.5%減。

全店売2.8%増、客数3.6%増、客単価0.8%減。

出店13、退店2で、11月度末の店舗数は1306店。

■TSIホールディングス(2018年2月期:売上高1554億円)
既存店小売4.7%減、オンラインショップ23.2%増、計0.7%増
全店小売7.7%減、オンラインショップ20.7%増、計2.1%減

■西松屋チェーン(20日締、2018年2月期:売上高1373億円)
既存店売上高7.9%減、客数4.6%減、客単価3.4%減。

全店売上3.3%減、客数0.4%増、客単価3.8%減。

出店は6店、閉店0で、11月度末の店舗数は994店舗。

月は、気温が高く推移したことで、トレーナーや防寒ジャケットなど冬物衣料の動きが鈍く、売上高は伸び悩んだ。

一方、育児・服飾雑貨においては、大型育児用品、ベビーフードや紙おむつなどの売上高が好調に推移した。

■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上高4.5%増、客数7.8%増、客単価3.1%減。

直営店売上高5.3%増、客数8.5%増、客単価3.0%減。

出店6、退店0、11月末店舗数877店。

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