無印良品/5月の直営既存店売上4.5%増、夏物衣料・食品好調
2019年06月04日 10:40 / 月次
良品計画(2019年2月期売上高:4096億円)が発表した5月の月次概況によると、直営既存店売上高は4.5%増、西友を含むファミリーマート・comKIOSK以外の商品卸売先(L.S)既存店は7.3%増、直営とL.Sの既存店は4.9%増、全社8.5%増となった。
海外供給を除く全社売上高は9.4%増だった。
直営既存店の部門別売上高は、衣服・雑貨8.4%増、生活雑貨0.2%減、食品12.8%増、合計4.5%増。
直営既存店の客数は10.6%増、客単価は5.6%減だった。
5月の出店はなかった。
大型連休期間を中心に多くのお客で賑わい、直営既存店の客数は前期比で2ケタの増加となった。
衣服・雑貨では月を通して紳士、婦人ウェアともにカットソーが人気となり、気温の上昇した月後半はリネンなど夏素材のシャツ、パンツや帽子、バッグの売上が大きく上昇した。
生活雑貨は堅調な売上の文具や化粧水のほか、麻綿の薄掛けふとんや敷パッド、タオルなどファブリックス全般の売上が好調だった。
食品も引き続き人気のレトルトカレーや半生菓子、ナッツなどのスナック類に加え、月後半は飲料の売上が伸びた結果、直営既存店の売上高は前年比で4.5%増となった。
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