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日本チェーンストア協会/12月の総販売額は3.3%減の1兆1883億円

2020年01月23日 12:30 / 月次

日本チェーンストア協会が発表した12月のチェーンストア販売概況(会員企業55社、1万550店)によると、総販売額は1兆1883億円(店舗調整後前年同月比3.3%減)となった。

部門別の販売額では、食料品7906億円(1.2%減)、衣料品810億円(7.6%減)、住関品2315億円(8.2%減)、サービス33億円(1.4%減)、その他817億円(4.2%減)。

店舗調整前では、総販売額8.2%減、食料品6.6%減、衣料品16.4%減、住関品11.6%減、サービス10.8%減、その他3.8%減だった。

<総合スーパー(イメージカット)>
総合スーパー(イメージカット)

12月度は、食料品、衣料品、住関品は気温が高めで推移したこともあり季節商品を中心に動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった。

惣菜は、温惣菜では揚げ物、焼き物、中華などの動きは良かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動きだった。寿司、弁当もまずまずの動きだった。

その他食品は、飲料、インスタント麺、シチュー・カレー類、おせち関連などの動きは良かったものの、米、乳加工品、鍋物関連、水物、練製品、缶詰、漬物、調味料、もち、和菓子などの動きは鈍かった。

農産品は、キャベツ、大根、トマト、レタス、三つ葉、絹さや、カット野菜などの動きは良かったが、白菜、玉ねぎ、きゅうり、里芋、長芋、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、シャインマスカット、柿、りんご、バナナ、キウィフルーツなどの動きは良かったものの、柑橘類、いちご、メロンなどの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだった。鶏卵の動きは鈍かったが、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身の盛り合わせ、まぐろ、鯛、かつお、サーモン、ぶり、かに、えび、海藻類などの動きは良かったが、丸物、秋鮭、たら、牡蠣、塩鮭、ちりめんなどの動きは鈍かった。

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