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コンビニ/7月既存店、セブン・ファミマ・ローソン・ミニストップ前年割れ

2020年08月11日月次

コンビニエンスストア各社が発表した7月の営業実績によると、既存店売上高の前年同月比はセブン-イレブン5.1%減、ローソン8.9%減、日商ではファミリーマート10.8%減、ミニストップ8.5%減となり、大手4社とも前年割れとなった。

新型コロナウイルス感染者数の増加、梅雨明けの遅れ、記録的な大雨等の影響で、客数は、セブン-イレブン12.1%減、ファミリーマート16.2%減、ローソン15.1%減、ミニストップ14.2%減となった。

客単価は、セブン-イレブン7.8%増、ファミリーマート6.4%増、ローソン7.3%増、ミニストップ6.6%増となっている。

■セブン-イレブン(2020年2月期:チェーン全店売上高4兆8988億円)
既存店売上高は、前年同月比5.1%減、客数12.1%減、客単価7.8%増。

チェーン全店売上高5.5%減、店舗数は2万884店。

既存店の売上高は3カ月ぶりに前年を超えた。客数は9カ月連続マイナスだが、客単価は9カ月連続プラスとなった。

■ファミリーマート(2020年2月期:チェーン全店売上高2兆9650億円)
既存店日商10.8%減、客数16.2%減、客単価6.4%増。全店売上高10.3%減となった。

単体では、出店19店、閉店13店、純増6店、合計1万5702店。

エリアフランチャイズは、沖縄327店、南九州391店、JR九州リテール206店、合計924店で、国内合計1万6626店だった。

全国的に梅雨明けが遅れ、記録的な大雨によりアイスクリームや冷やし麺などの夏型商材低迷の影響を受けた一方で、総菜や日配、デザートは引き続き好調を維持しており、客単価は前年を上回った。

コロナ禍により、自宅での手作りデザート、プレミアムアイスクリーム、家飲み用のお酒等の品揃えを拡充。

7月28日からはじまった夏フェスタは好調に維持しており8月の梅雨明けに向けて更なる売上伸長を見込む。

デザートは、人気のスフレプリンシリーズ、窯出しとろけるプリンが引き続き好調で、前年を超えて推移した。

冷凍食品は、簡易調理可能な冷凍麺類や冷凍総菜などが好調に推移した。日用品は、マスクの売上が牽引し前年実績をクリアした。

■ローソン(2020年2月期:チェーン全店売上高2兆5069億円)
既存店売上高(チケット・ギフトカード除く)8.9%減、客数15.1%減、客単価7.3%増。

ローソン単体の全店売上高は2085億5800万円(8.8%減)、客数678人、客単価719円。平均日販は48万7000円。

国内では、出店38店、閉店は純粋27、置換5、純増32店だった。

7月末時点のローソングループ国内総店舗数1万4491店のうち、ナチュラルローソンは147店、ローソンストア100は688店。

7月には、新型コロナウイルス感染者の増加傾向が顕著となり、東京都から外出自粛要請が発出されるなど、社会的に警戒感が高まった。梅雨前線が本州付近に停滞したこともあり、西日本から東日本にかけての広い範囲に長期間の大雨をもたらした「令和2年7月豪雨」に加え、平年より梅雨明けが遅れ、来店動向に影響を及ぼしたと分析する。

7月度のカテゴリー売上状況は、デザートが、新感覚スイーツや、7月7日に発売した夏バージョンのCUPKE4品が好評を博したことなどから、前年を上回った。

巣ごもり需要の浸透により冷凍食品、チューハイなどは、7月度も引き続き好調に推移し前年を上回った。野菜セットを中心に品揃え拡充に取り組んでいる生鮮食品の販売は、前年を大きく上回った。

供給体制の整備が進んだマスクを中心に、紙・衛生用品は前年を大幅に上回った。たばこの売上は、既存店売上高前年比を1.0%程度押し下げる要因となった。

■ミニストップ(2020年2月期:チェーン全店売上高3140億円)
既存店1店1日当たり売上高は40万4000円(8.5%減)、客数671人(14.2%減)、客単価602円(6.6%増)。

全店1店1日当たり売上高は40万4000円(8.2%減)。全店売上高は8.7%減となった。

出店9店、閉店2店、期末店舗数は1997店。

7月は、新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著となり、感染リスクを避けるため外出自粛やテレワーク拡大の動きが継続し、夏休み期間の短縮、梅雨明けが大幅に遅れ、週末の人出が減少するなど人の動きが変化した。

客単価は前年より向上したものの、客数は前年を下回り、売上は前年を下回った。

コンビニエンス部門は、マスク、除菌用品などの販売が伸長し、巣ごもり需要により、スイーツ、チューハイを含む洋酒などの分類が前年を上回った。

一方で、梅雨明けが遅れたことにより、ソフトドリンクなどの飲料、アイスクリーム、おにぎりを含む弁当類は前年を下回った。

店内加工ファストフード部門は、「ハロハロ 果実氷メロン」のテレビCMを投入したが、外出自粛や気温低下の影響により、ハロハロを含むコールドデザートは前年を下回った。

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