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経産省/11月の商業動態統計、小売業は0.7%増の12兆5700億円

2021年01月05日 10:20 / 月次

経済産業省が発表した2020年11月の商業動態統計速報によると、商業販売額は44兆2530億円(前年同月比5.9%減)となった。

このうち卸売業は31兆6830億円(8.8%減)、小売業は12兆5700億円(0.7%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆6722億円(3.5%減)で、百貨店は4628億円(15.1%減)、スーパーは1兆2093億円(2.1%増)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、紳士服、洋品が24.2%減、婦人、子供服、洋品が22.4%減、身の回り品が11.4%減、その他の衣料品が11%減となったため、衣料品全体では19%減となった。飲食料品は11.1%減だった。

その他は、食堂・喫茶が28.5%減、家具が19.2%減、その他の商品が12.7%減、家庭用電気機械器具が11.2%減、家庭用品が10.1%減となったため、その他全体では13.9%減となった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、紳士服・洋品が23.6%減、婦人・子供服・洋品が18.9%減、その他の衣料品が16.3%減、身の回り品が5.9%減となったため、衣料品全体では17.9%減となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、4.7%増だった。

その他は、家庭用電気機械器具が6.8%増、その他の商品が2.3%増、食堂・喫茶が29.4%減、家具が13.1%減、家庭用品が1.4%減となったため、その他全体では1.6%増となった。

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