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日本チェーンストア協会/12月売上高、内食化需要がけん引し2.7%増

2021年01月21日 11:30 / 月次

日本チェーンストア協会が発表した12月のチェーンストア販売概況(会員企業56社、1万975店)によると、総販売額は1兆2777億円(店舗調整後の前年同月比2.7%増)となった。

部門別の販売額では、食料品8635億円(4.0%増)、衣料品804億円(7.7%減)、住関品2521億円(4.3%増)、サービス33億円(5.6%減)、その他783億円(4.3%減)だった。

12月度は、新型コロナウイルス感染症感染拡大による外出自粛や年末年始の行動自粛などにより内食化需要が増え食料品は好調だった。衣料品は外出自粛などにより苦戦したが、住関品の動きはよかったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、長ねぎ、人参、かぶ、春菊、蓮根、ごぼう、きのこ類などの動きはよかったが、白菜、キャベツ、レタス、トマト、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、ぶどう、みかん、いちご、りんご、アボカド、バナナ、カットフルーツなどの動きはよかった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きもよかった。

水産品は、刺身、刺身盛合わせ、まぐろ、たい、ぶり、サーモン、うなぎ、牡蠣(かき)、冷凍カニ、数の子、干物、魚卵、冷凍魚などは好調だったものの、さんま、いわし、さばなどの動きは鈍かった。

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