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日本百貨店協会/3月の外国人売上17.1%増、14カ月ぶりプラス

2021年04月23日 10:40 / 月次

日本百貨店協会が4月23日に発表した3月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、インバウンド推進委員店(87店)での免税総売上高は、約55億5000万円(前年同月比17.1%増)となった。

3月の商況は、入国制限緩和の一時停止継続の影響から、14カ月ぶりに免税総売上高は前年(85.7%減)からプラスに転じた。

一般物品売上高は約36億5000万円(93.4%増)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)は約19億円(33.4%減)だった。

購買客数は約1万4000人(52.7%減)となり、客数は14カ月連続でマイナスとなった。一方で、購買単価は、約39万4000円(147.5%増)と伸長した。

外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、婦人服飾雑貨、食料品、子ども服・洋品となった。

免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、台湾、香港、韓国、タイ、マレーシア、シンガポールの順だった。

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