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ショッピングセンター/7月既存SC売上1.1%増、2019年比16.3%減

2021年08月25日 10:50 / 月次

日本ショッピングセンター協会が8月25日に発表した7月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比1.1%増となった。

<既存SC売上高伸長率の推移>
既存SC売上高伸長率の推移

7月の既存SC売上高の前年同月比伸長率は1.1%増となった。6月後半から感染力の強いインド型変異ウイルス「デルタ株」による感染が急増し始め、通常期に売上が期待される夏のセールに盛り上がりが見られず、緊急事態宣言対象が東京都と沖縄県に限定されたものの、総合では前年を辛うじて上回るに留まった。

2019年7月との比較では16.3%減となり、前月より7.2ポイント改善したものの、依然としてコロナ以前の水準には回復していない。

テナント(前年同月比1.2%増)とキーテナント(同0.7%増)の比較では、テナントが0.5ポイント伸長率で上回っているが、2019年との比較では、テナントが18.3%減、キーテナントが8.4%減と、アパレルや飲食を中心としたテナントの苦戦が続いている。

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