良品計画／12月は衣服・雑貨の防寒小物苦戦で既存店売上3.4％減

2023年01月06日 10:20 ／月次

関連キーワード
無印良品
良品計画

無印良品を展開する良品計画（2022年8月期売上高：4961億円）が発表した12月の月次概況によると、オンラインストアを含む直営既存店は、前年比で売上高3.4％減、客数0.0％、客単価3.3％減となった。オンラインストアを含む直営全店は売上高12.2％増、客数15.2％増、客単価2.6％減だった。

＜12月月次＞

		売上高前年比
直営既存店＋オンラインストア		96.6%
部門	衣服・雑貨	98.2%
	生活雑貨	92.5%
	食品	108.1%
直営合計＋オンラインストア		112.2%
部門	衣服・雑貨	112.6%
	生活雑貨	105.3%
	食品	135.4%

直営既存店の部門別売上前年比は、衣服・雑貨1.8％減、生活雑貨7.5％減、食品8.1％増となった。また、直営全店の部門別売上前年比は、衣服・雑貨12.6％増、生活雑貨5.3％増、食品35.4％増だった。店舗数は、直営既存店352店、直営全店＋LS532店となった。

12月の既存店の売上は前年に届かなかったものの、客数は前年並みまで回復した。商品別では、食品が11月に発売したチョコレートなどの新商品が好調を維持し、既存店ベースでプラスに転じた。衣服・雑貨はニットや防寒小物が伸び悩み、前年割れとなった。生活雑貨は家具を中心に低調な売上が続いた。なお、土日祝日の日数は前年に比べ1日増、約2ポイント増の影響と見込んでいる。

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。