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カジュアル衣料/1月既存店ユニクロ10.9%増、しまむら0.2%増

2023年02月28日 11:30 / 月次

カジュアル衣料4社の1月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ10.9%増、しまむら0.2%増、西松屋4.2%減、ハニーズ15.2%増となった。

<1月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 10.9%増 14.9%増
しまむら 0.2%増 0.0%
西松屋 4.2%減 1.6%減
ハニーズ 15.2%増 16.9%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(732店)+Eコマースの売上高は10.9%増、客数1.5%減、客単価12.6%増
直営店(804店)+Eコマースの売上高は14.9%増、客数2.2%増、客単価12.4%増
出退店は、出店0店、退店6店だった。

1月は、気温が低く推移したことで、防寒衣料の販売が好調となり、既存店売上高は増収となった。

■しまむら事業(2022年2月期:売上高4401億円)
既存店売上は0.2%増
全店売上0.0%、客数1.5%減、客単価4.7%増
出店0、退店3で月末店舗数1418店

1月度は、年末にかけて冷え込みが強まったことで、婦人と紳士のアウター衣料では、PB「CLOSSHI」のニットアイテムやタートルネックTシャツ、ダウンや中綿のジャケットとコートが売上を伸ばした。また、オケージョン需要の回復でフォーマル用のスーツやバッグも好調だった。一方で、年明け以降は気温の上昇により冬物全般の動きが鈍くなった。

■西松屋チェーン(2022年2月期:売上高1630億円)
既存店売上高4.2%減、客数6.1%減、客単価2.0%増
全店売上1.6%減、客数3.2%減、客単価1.6%増
出店2店、退店0店で、月末店舗数は1067店舗

1月は、前年と比較して気温の高い日が多く、冬物衣料の売上高が前年を下回った。

■ハニーズ(2022年5月期:売上高476億円)
既存店売上高15.2%増、客数1.2%増、客単価13.8%増
直営店売上高16.9%増、客数1.8%増、客単価14.0%増
出店1、退店3、月末店舗数868店

1月は、今年の福袋販売を実施しなかったものの、初売りキャンペーンが好調だったことと、冬物ジャケット、ニットの消化が進んだことで、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ジャケット、ニット、ブラウスが売れ筋となった。

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