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アルコール飲料/1月1位は4カ月連続で「スーパードライ生ジョッキ缶 大生」

2023年02月28日 12:46 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売り上げランキングによると、1月のアルコール飲料の1位は、4カ月連続でアサヒ「スーパードライ生ジョッキ缶 大生」485mlだった。

飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる「生ジョッキ缶」の新たなラインアップ。これまで340mlの1品種のみの展開だったが、新たに485mlの大容量を発売することで、ビールの飲用頻度が高い生活者や「生ジョッキ缶」を飲用したことがない人の購入喚起や飲用喚起を図るという。アルコール分5%。

<アルコール飲料の新商品ランキング>

2位は、サントリー「ビアボール 小瓶」334ml(税別698円)。3カ月連続で2位に入った。

「新しいビールの文化をつくりたい」という思いから、炭酸で割り、好きな濃さで自由に楽しむというこれまでにない価値をもった新しいビールとして開発された。アルコール度数16%。

3位は、キリン「氷結 無糖グレープフルーツ 7度」350ml。爽やかなグレープフルーツの味わいで、心地よいお酒の余韻が楽しめるという。アルコール分7%。

6位に「同」500ml、7位に「氷結 無糖グレープフルーツ 4度」350mlが入っている。

5週間以内に発売した商品は、4位アサヒ「贅沢搾り期間限定パイナップル」350mlのほか、10位サントリー「トリスハイボール缶 レモンシークヮーサー」350ml、16位「CRAFT -196度引き立つキウイ」350ml、17位キリン「淡麗グリーンラベル」350ml×6×4、19位サントリー「金麦」350ml×6×4がランクインした。

4位アサヒ「贅沢搾り期間限定パイナップル」350mlは、1月11日発売。パイナップル果実1/12個分にあたる果汁25%を使用したチューハイで、パイナップルの芳醇な香りとみずみずしい味わいが特長となる。アルコール分4%。

10位サントリー「トリスハイボール缶 レモンシークヮーサー」350mlは、レモンの風味とシークヮーサーの爽やかな酸味で、食事に合うすっきりとした味わいに仕上げた。アルコール度数6%。

16位「CRAFT -196度引き立つキウイ」350mlは、キウイの浸漬酒に、当社独自のホワイトラムを加えることで、キウイの心地よい甘みと酸味が引き立つ味わいに仕上げた。アルコール度数7%。

17位キリン「淡麗グリーンラベル」350ml×6×4は、アロマホップのフルーティで爽やかな香りとおいしさを引き出しつつ、糖質70%オフにしている。アルコール分4.5%。

19位サントリー「金麦」350ml×6×4は、すっきり飲める澄んだ後味はそのままに醸造条件を見直し、より麦のうまみを実感できるおいしさになった。アルコール分5%。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売り上げ実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売り上げは、最新4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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