流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





すかいらーく/4月既存店売上高は18.9%増、客数6.6%増、客単価11.6%増

2023年05月25日 12:09 / 月次

すかいらーく(2022年12月期売上高:3037億円)が発表した4月の月次によると、既存店売上高は18.9%増、客数6.6%増、客単価11.6%増、全店売上高16.0%増となった。

月度 売上高 客数 客単価
全店 前年比 既存店 前年比 既存店 前年比 既存店 前年比
1月 19.6%増 21.6%増 10.0%増 10.6%増
2月 35.1%増 38.8%増 20.9%増 14.8%増
3月 23.3%増 26.6%増 11.9%増 13.1%増
4月 16.0%増 18.9%増 6.6%増 11.6%増

2019年比の既存店売上高は7.5%減となっている。

月末はゴールデンウィークの始まりで人出も多く、客数も堅調。深夜営業再開により21時以降の売上が徐々に増加した。

ブランド別では、ガスト、バーミヤンのグランドメニュー改定により両ブランドの使い勝手が向上。ガストは小ポーションメニューや生パスタ、新しい「THEガストハンバーグ」などが売上をけん引し、バーミヤンでは、ランチセットや定食メニューの土曜提供や晩酌セットによるアルコール訴求強化、お手頃価格に見直した麺メニューなどによって、狙い通り客数増に貢献している。

ステーキガストは税込500円のワンコインハンバーグが家計を気にするヤングファミリー層にヒット。追加ハンバーグが1枚税込100円と手を出しやすい価格のため、若年層の呼び込みにも効果があった。

店舗面では、4月度は新店4店、リモデル9店、業態転換5店(2023年の累計転換効果は98.7%増)。

このほか、深夜営業時間延長店舗は4月末時点で1692店に拡大し、新ブランド「飲茶TERRACE『桃菜』」の2号店(三鷹店)、3号店(南砂店)が都内にオープン。台湾に「むさしの森珈琲」の1号店を出店した。

■すかいらーくの関連記事
ニラックス/ららぽーとTOKYO-BAYの食べ放題で平日終日ランチ料金、飲茶も提供

関連記事

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧