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カジュアル衣料/4月既存店ユニクロ1.7%増、しまむら3.4%増

2023年05月26日 10:40 / 月次

カジュアル衣料4社の4月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ1.7%増、しまむら3.4%増、西松屋1.7%減、ハニーズ9.9%増となった。

<4月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 1.7%増 5.9%増
しまむら 3.4%増 3.1%増
西松屋 1.7%減 0.9%増
ハニーズ 9.9%増 12.4%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(708店)+Eコマースの売上高は1.7%増、客数5.4%減、客単価7.5%増
直営店(798店)+Eコマースの売上高は5.9%増、客数1.5%減、客単価7.5%増
出退店は、出店14店、退店9店だった。

4月は、端境期の羽織物やトレンドを捉えた春夏の新商品の販売が好調だったことで、既存店売上高は増収となった。

■しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は3.4%増
全店売上3.1%増、客数2.3%減、客単価5.5%増
出店2、退店1で月末店舗数1418店

4月度は、月度前半の気温上昇やお出かけ需要により、婦人・紳士の初夏・夏物のアウター衣料や服飾雑貨が売上を伸ばした。アウター衣料では PB「CLOSSHI」や JB「LOGOS DAYS」のTシャツやブラウス、ジャケットが好調で、服飾雑貨では帽子やアームカバーが好調だった。また、ミセス・シニア向けのアウター衣料も売上を伸ばした。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高1.7%減、客数4.4%減、客単価2.8%増
全店売上0.9%増、客数1.4%減、客単価2.4%増
出店7店、退店2店で、月末店舗数は1075店舗

4月は、期間の後半に前年と比較して気温の低い日が多く、夏物衣料の売上高が前年を下回った。一方、春物衣料や育児・服飾雑貨の売上高は期間を通じて好調に推移した。

■ハニーズ(2022年5月期:売上高476億円)
既存店売上高9.9%増、客数3.0%減、客単価13.2%増
直営店売上高12.4%増、客数1.5%減、客単価13.2%増
出店3、退店3、月末店舗数867店

4月は、気温の上昇に伴い、春物初夏物が好調に動いたことと、外出需要が高まったことで、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ブラウス、パンツ、ジャケットが売れ筋となった。

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