ラーメン・カレー・定食／6月既存店売上高丸亀製麺8.2％増、王将フード8.5％増

2023年07月24日 14:10 ／月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した6月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺8.2％増、王将フードサービス8.5%増、リンガーハット9.2％増、ハイデイ日高27.1％増、幸楽苑8.2％増、いきなり！ステーキ7.5％増、壱番屋11.9％増、大戸屋11.7％増だった。

	既存店売上高前年同月比	全店売上高前年同月比
丸亀製麺	8.2％増	ー
王将フードサービス	8.5％増	8.9％増
リンガーハット	9.2％増	ー
ハイデイ日高	27.1％増	29.8％増
幸楽苑	8.2％増	5.5％増
いきなり！ステーキ	7.5％増	0.2％増
壱番屋	11.9％増	11.2％増
大戸屋	11.7％増	13.4％増

■トリドールホールディングス（2023年3月期：売上高1883億円）
全業態既存店売上高9.1％増、全店売上高9.8％増。

うち丸亀製麺は売上高8.2％増、客数0.2％増、客単価8.0％増。

出店8、退店3で丸亀製麺831店舗、海外事業718店舗、その他229店舗の計1778店舗。

■王将フードサービス（2023年3月期：930億円）
既存店売上高69億1600万円（8.5％増）、客数626万3000人（6.0％増）、客単価1104円（2.3％増）。

全店売上高71億9400万円（8.9％増）、客数652万1000人（6.4％増）、客単価1103円（2.3％増）。

出店1、閉店2、店舗数726。

直営全店売上高は、引き続き同月比過去最高売上を更新する、71億9400万円（8.9％増）、既存店売上高は69億1600万円（8.5％増）と、前年を大きく上回る業績となった。売上増の主な要因は、昨年実施した価格改定による客単価の上昇効果と、全体客数が前年同月比6.4％増と好調に推移したことだとしている。店内飲食売上が12.5％増と大幅な増収となったことに加え、テイクアウト＆デリバリー売上も0.6％増と好調を維持できたことが、成果に結びついた。

■リンガーハット（2023年2月期：377億円）
既存店売上高は7.5％増、客数4.3％増、客単価3.1％増。

うちリンガーハットは売上高9.2％増、客数4.8％増、客単価4.2％増。

浜かつは売上高0.2％増、客数1.0％増、客単価0.8％減。

全店売上高5.7％増、客数2.2％増、客単価3.4％増。

出退店0、期末店舗数はリンガーハット574、浜かつ84、その他3、合計661店舗（国内FC店165店舗、海外9店舗を含む）。

■ハイデイ日高（2023年3月期：381億円）
既存店売上高27.1％増、客数15.3％増、客単価10.3％増。

全店売上高29.8％増、客数17.7％増、客単価10.3％増。

出店2、退店1、店舗数440。

■幸楽苑（2023年3月期：売上高254億円）
既存店売上高8.2％増、客数4.1％減、客単価12.8％増。

全店売上高5.5％増、客数6.7％減、客単価13.1％増。

人手不足により約1割の店舗で一時休業・時短営業を余儀なくされ、顧客数が減少しているが、人員が確保されつつあり、徐々に通常営業に戻している。5月1日からの価格改定でセット商品を増やし、一部セット商品の値下げを行ったことで、餃子などの注文率が増え、客単価が好調に推移しているという。

■ペッパーフードサービス（2022年12月期：売上高147億円）
いきなり！ステーキの既存店売上高7.5％増、客数3.1％増、客単価4.2％増。
全店売上高0.2％増、客数3.8％減、客単価4.1％増。