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ラーメン・カレー・定食/8月既存店売上高丸亀製麺12.7%増、王将フード11.3%増

2023年09月29日 12:00 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した8月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺12.7%増、王将フードサービス11.3%増、リンガーハット8.4%増、ハイデイ日高32.4%増、幸楽苑12.2%増、いきなり!ステーキ13.3%増、壱番屋15.7%増、大戸屋24.4%増だった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
丸亀製麺 12.7%増
王将フードサービス 11.3%増 12.0%増
リンガーハット 8.4%増
ハイデイ日高 32.4%増 35.4%増
幸楽苑 12.2%増 10.4%増
いきなり!ステーキ 13.3%増 3.8%増
壱番屋 15.7%増 14.9%増
大戸屋 24.4%増 29.3%増

■トリドールホールディングス(2023年3月期:売上高1883億円)
全業態既存店売上高13.4%増、全店売上高14.2%増。

うち丸亀製麺は売上高12.7%増、客数4.0%増、客単価9.2%増。

出店1、退店0で丸亀製麺834店舗、海外事業822店舗、その他230店舗の計1886店舗。

■王将フードサービス(2023年3月期:930億円)
既存店売上高74億5300万円(11.3%増)、客数654万6000人(8.1%増)、客単価1139円(2.9%増)。

全店売上高78億6100万円(12.0%増)、客数693万8000人(8.8%増)、客単価1133円(2.9%増)。

出店1、閉店0、店舗数728。

創業以来過去最高売上高を達成し、直営全店売上高は、台風による臨時休業(約70店舗)などの影響があったものの、78億6100万円(前年同月比12.0%増)、既存店売上高は74億5300万円(前年同月比11.3%増)と、前年を大幅に上回り増収となった。なお、FC店の店舗売上を含むチェーン全店で19カ月連続で同月比過去最高を更新している。

売上増の主な要因は、昨年実施した価格改定による客単価の上昇効果と、全体客数が前年同月比8.8%増と好調に推移したこと。店内飲食売上が前年同月比19.8%増と大きく伸長し、テークアウト&デリバリー売上も引き続き高水準を維持できたことが成果に結びついた。また、「ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」や「生ビール(中)割引券プレゼントキャンペーン」など、各種販促施策の実施が、客数の増加につながり、当月の業績向上に大きく寄与したと考えているという。

■リンガーハット(2023年2月期:377億円)
既存店売上高は8.5%増、客数4.8%増、客単価3.6%増

うちリンガーハットは売上高8.4%増、客数3.6%増、客単価4.6%増。

浜かつは売上高8.9%増、客数11.9%増、客単価2.7%減。

全店売上高6.2%増、客数2.3%増、客単価3.8%増。

出店1、退店7。期末店舗数はリンガーハット568、浜かつ82、その他3、合計653店舗(国内FC店164店舗、海外9店舗を含む)。

■ハイデイ日高(2023年3月期:381億円)
既存店売上高32.4%増、客数21.0%増、客単価9.4%増。

全店売上高35.4%増、客数23.9%増、客単価9.2%増。

出店2、退店0、店舗数443。

■幸楽苑(2023年3月期:売上高254億円)
既存店売上高12.2%増、客数0.4%増、客単価11.7%増。

全店売上高10.4%増、客数1.4%減、客単価12.0%増。

■ペッパーフードサービス(2022年12月期:売上高147億円)
いきなり!ステーキの既存店売上高13.3%増、客数10.6%増、客単価2.5%増。
全店売上高3.8%増、客数1.5%増、客単価2.2%増。

レストラン事業の既存店売上高11.9%増、客数8.7%増、客単価2.9%増。
全店売上高44.4%減、客数44.1%減、客単価0.6%減。

7月28日~8月31日の間、いきなり!ステーキ全店(福岡東比恵店、泉大津店を除く)で「ミスジステーキ」を販売。8月8日~21日まで公式アプリに登録している全会員にアルコールを含むドリンクなどのクーポンを配布している。

8月19日には、いきなり!ステーキフィリピン2号店「Ikinari Steak Robinsons magnolia」店をオープンした。

■壱番屋(2023年2月期:売上高482億円)
既存店売上高15.7%増、客数4.8%増、客単価10.4%増。

全店売上高14.9%増、出店3、退店8、店舗数1461。

客数は、前年比4.8%増となった。お盆期間中に台風7号が上陸し、関西・東海エリアを中心に休業や営業時間短縮などの影響があったものの、前月に実施したテレビCMの効果が継続したことなどから店内客数が好調に推移している。

客単価は、昨年12月の値上げの影響が継続したことや、配達代行の伸びが大きかったことなどで、前年比10.4%増となった。

■大戸屋(2023年3月期:238億円)
既存店売上高24.4%増、客数9.4%増、客単価13.7%増

全店売上高29.3%増、店舗数308(FC168)。

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