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ショッピングセンター/10月既存店売上5.0%増、旅行客多く好調

2023年11月27日 15:09 / 月次

日本ショッピングセンター協会が11月27日に発表した10月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比5.0%増だった。

月度 総合 テナント キーテナント
7月 12.4%増 13.8%増 7.6%増
8月 12.2%増 13.4%増 7.7%増
9月 7.5%増 8.1%増 5.5%増
10月 5.0%増 5.2%増 4.0%増

9月に続き気温が高く、秋冬衣料の動きが鈍かったSCが多かったが、国内旅行客やインバウンド客の来館、館周辺でのイベント開催、ポイント施策などの販促キャンペーンが売上につながり、前年超えとなった。

2019年10月は消費税増税による買い控えで売上が落ち込んだため、2019年比は総合で8.7%増。

立地別にみると、中心地域は総合で7.1%増、周辺地域は4.0%増となった。国内外の旅行客などの来館により、とくに中心地域の大都市が好調だった。

業種別にみると、「ファッション」は気温が高かったことにより秋冬商材、とくにアウターなどの重衣料が不調。「雑貨」はキャラクター商材や均一ショップが好調だった。「飲食」は旅行客や近隣イベント参加客の利用が多く、大都市を中心にランチだけでなくディナータイムも復調している。

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