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ショッピングセンター/2月既存店売上9.8%増、旅行客など増加

2024年03月25日 15:30 / 月次

日本ショッピングセンター協会が3月25日に発表した2月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比9.8%増だった。

月度 総合 テナント キーテナント
7月 12.4%増 13.8%増 7.6%増
8月 12.2%増 13.4%増 7.7%増
9月 7.5%増 8.1%増 5.5%増
10月 5.0%増 5.2%増 4.0%増
11月 8.9%増 10.5%増 3.5%増
12月 4.6%増 5.3%増 2.2%増
1月 5.1%増 5.9%増 1.9%増
2月 9.8%増 11.0%増 5.4%増

うるう年により営業日数、休日日数が前年に比べて1日多かったことや、春節が2月になったこと、また3連休が2回あったことで国内外旅行客の来館者が増え、前年を上回った。

立地別にみると、中心地域は総合で12.3%増、周辺地域は8.6%増。なかでも中心地域の大都市がインバウンド客などの来館により、とくに好調だったという。

業種別にみると、「ファッション」は中旬からの気温上昇により、春物プロパー商材や卒入学向けセットアップなどのオケージョン商材が稼働。「食料品」は節分やバレンタインなどの季節商材が良く売れた。「その他物販」は新生活需要により家具・家電・日用品が好調。「飲食」は旅行客や近隣イベント参加客の来館、家族連れや宴会などのグループ利用が好調で、館の売上をけん引した。

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