アダストリア/9月の既存店売上高8.8%増、長引く残暑を想定した商材が好調

2024年10月11日 17:48 / 月次

アダストリア(2024年2月期:売上高2755億円)が10月2日に発表した月次売上高前年比によると、既存店は売上高8.8%増、客数5.4%増、客単価3.2%増となった。

全店は、売上高11.4%増、客数9.7%増、客単価1.6%増だった。

9月 売上高 客数 客単価
既存店 8.8%増 5.4%増 3.2%増
全店 11.4%増 9.7%増 1.6%増

出店5、退店0、月末店舗数1287店。内訳は、直営店1216店、FC店5店、WEBストア66店。

9月中旬までは前年と比較して気温が高く、長引く残暑を想定した商材の準備が奏功した。加えて、秋物の販売も好調に推移した。また、昨年に比べて休日が1日多かったことで、既存店前年比に1.9ポイントのプラス影響があったと試算している。

ブランド別では、グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム、レプシィムなどが好調だった。アイテム別では、秋冬向けのパンツやトレンドのデニムが人気で、チェック柄のシャツやライトアウターといった季節商材も好調となった。

服飾雑貨ではブーツ、生活雑貨ではファニチャーフェアによる後押しからソファなどの家具が伸びた。

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