アダストリア/8月の既存店売上高5.7%増、台風襲来も夏物好調
2024年09月10日 17:33 / 月次
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アダストリア(2024年2月期:売上高2755億円)が9月3日に発表した月次売上高前年比によると、既存店は売上高5.7%増、客数2.9%増、客単価2.8%増となった。
全店は、売上高8.7%増、客数6.8%増、客単価1.8%増だった。
8月 | 売上高 | 客数 | 客単価 |
既存店 | 5.7%増 | 2.9%増 | 2.8%増 |
全店 | 8.7%増 | 6.8%増 | 1.8%増 |
出店2、退店7、月末店舗数1282店。内訳は、直営店1212店、FC店5店、WEBストア65店。
気温の高い日が続き、夏休みの外出需要も多く引き続き夏物商品の販売が好調だった。月後半には、徐々に秋物商品の比率が上がってきた。また、昨年に比べて休日が1日多かったことで、既存店前年比に1.5ポイントのプラス影響があったと分析している。
ブランド別では、グローバルワーク、ニコアンド、レプシィム、ラコレなどが好調だった。アイテム別では、定番の機能性素材を使用したボトムスが引き続き好調で、トレンドのデニムパンツや秋色・柄を使った長袖シャツも人気となった。服飾雑貨ではサンダルやショルダーバッグ、生活雑貨では「ミッフィー」のコラボアイテムが好評だった。
8月下旬に、台風の影響により延べ429店舗が臨時休業や時短営業を行ったが、売上高への影響は軽微となった。なお、臨時休業店舗は、既存店から除外していない。
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