流通経済研究所／「店頭マーケティングアナリスト養成講座」受講者募集

2023年09月22日 13:30 ／セミナー

流通経済研究所は10月25日～12月6日、MD提案・店頭マーケティングにおけるデータ活用人材を育成する「店頭マーケティングアナリスト養成講座」をインタラクティブでWEB開催する。

講座は講義と演習を通じて、MD企画・提案に必要なプロセス、データ分析、お客の購買行動の特性を習得し、MD改善に向けた取り組みをリードできる人材の育成を目的としている。「カテゴリーマネジメントの考え方・プロセス」「POSデータ・ID-POSデータからの課題発見・原因の深掘り」「棚割と品揃えの評価・改善による定番活性化」「消費者の行動の特性と各種プロモーション手法の原則」「価格弾力性・プロモーション効果の分析・評価・改善」について重点的に学ぶ。

＜講座のイメージ＞

講義では店頭マーケティングおよびカテゴリー・マネジメントの概念や用語を整理するとともに、店頭施策の実行に向けた定石や手順の習得に重点を置く。また、実際の販売データや売場情報、市場データ等を元に作成した教材により、実践に即した分析演習を行う。リモートでの演習でも、講師が個々の参加者の課題遂行をしっかりサポートする。

さらに、講座で計5回実施するデータ分析演習で使用する各種分析テンプレートは、効率的なデータ活用のために講座終了後も実務で活用できる。そのほか、テーマと関連した「消費者行動の理論や特長」について、毎回、実務とどのように関わるかという視点から解説。仮説構築やより効果的な打ち手の開発に役立てることができる。講師は、POSデータ、ID-POSデータ分析、消費者行動、店頭施策やデータ活用コンサルティングに関する豊富な経験を有する専任スタッフおよび客員スタッフが担当する。

最大15名の少人数制をとっており、ZoomのWebミーティング機能により双方向で進める。演習では Zoomのブレークアウトセッション機能を使い、会場で実施する場合と同様に講師とスタッフが各々の受講者の進捗を確認しながら個別に課題遂行のアドバイスを行う。受講者は講義の録画を視聴することが可能。欠席者の補習だけでなく、出席者も録画を視聴することで復習できる。

講座は、メーカー・卸売業の営業企画部門、マーケティング部門、営業部門の人、小売業の商品部、販売促進部、マーケティング部の人の受講を想定している。2008年の開講以来、メーカー・卸売業・小売業から135社・410名以上が受講し、活躍している。

■開催概要
日程：10月25日（水）から（週1回・全7回コース）
時間：13:00～17:30（第7講のみ10:30～17:30）
形式：Web開催（インタラクティブ）
定員：15名
費用：1名につき30万円（税込33万円）

■詳細・申込
https://www.dei.or.jp/school/kouza_mkanalyst2023

■カリキュラム
第1講（10/25）店頭マーケティングの視点とフレーム

第2講（11/1）POSデータに基づくカテゴリーの課題発見と深堀り

第3講（11/8）カテゴリー改善へのID-POSデータの活用

第4講（11/15）定番棚割・品揃えの診断と改善

第5講（11/22）店頭販促の診断と売価設定・販促企画立案

第6講（11/30）店頭販促の効果分析・予測・シミュレーション

第7講（12/6）総合演習（グループワーク）

■講師
祝辰也
流通経済研究所上席研究員（講座コーディネーター）

鈴木雄高
流通経済研究所主任研究員