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イオンモール/東北大学雨宮キャンパス跡地9.3万m2の土地活用を共同検討

2016年02月03日 22:18 / 店舗経営

イオンモールと一般財団法人厚生会は2月3日、東北大学雨宮キャンパス跡地の土地活用における医療・福祉施設の設置について、共同で検討を進めることに合意したと発表した。

国立大学法人東北大学が入札公告した東北大学農学部「雨宮キャンパス跡地」の活用について応募、2014年1月に開発事業者として選定され、現在その活用方法について検討を進めていた。

計画地である東北大学農学部のキャンパス「雨宮キャンパス」は、仙台駅から約2㎞、仙台市役所から約1㎞に位置し、2016年度には青葉山新キャンパスへの移転を予定している。

計画地は、仙台都心周辺部の市街地にあることやその規模などから、仙台商工会議所のほか、東北大学、仙台市、学識経験者で構成される「東北大学キャンパス移転まちづくり会議」により、キャンパス移転後のまちづくりに関する検討が行われ、2013年4月には「検討報告書」が発表されている。

イオンモールは、この「検討報告書」を尊重し、「“SustainableCommunity”-多様な世代が住み、交流し、将来的にわたって継承される緑豊かなコミュニティ-」をコンセプトとし、商業施設のほか、医療・福祉施設(地域医療支援病院)、集合住宅施設のほか、自動車用通路や歩行者空間、広場を設けることなどの計画を仙台市に提案していた。

今回、この内の医療・福祉施設の設置について、イオンモールと厚生会が共同で検討し、詳細な計画と、その推進については厚生会が担うことにより、「検討報告書」が掲げたコンセプト「杜の都」の“まちなか暮らし”を先導するスマートタウンの実現に寄与する。

計画地概要
所在地:宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町10-3
敷地面積:約9万3000m2

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