トップリート投資法人は5月26日、資産の運用を委託する資産運用会社であるトップリート・アセットマネジメントが、コジマ×ビックカメラ柏店を対象とする国内不動産信託受益権を譲渡すると発表した。
対象となる信託受益権の帳簿価格は46億1000万円、譲渡予定価格は44億3000万円。
対象物件建物は、竣工後約16年が経過しており、相応の設備更新等の必要性が想定されたことから、修繕更新計画の再検証を実施したところ、修繕更新工事の他、建物の一部について補強工事が必要な状況が確認された。
物件について将来発生しうる工事費用の負担等の保有リスクや譲渡の可能性やその影響等についての検証を行ってきた。
その結果、不動産売買市場が活況を呈している現時点で本件信託受益権を売却することが、将来のリスクを回避するとともに、本投資法人の利益に資するという結論に至り、譲渡を決定した。
譲渡予定価格は、鑑定評価額を基礎として、補強工事等に要すると見込まれる現時点の想定金額等を考慮して決定した。
信託受益権の譲渡により得られる資金については、手もと資金として金融機関に預け入れる。
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