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ラサール/大阪の「岸和田カンカンベイサイドモール」取得、再生目指す

2016年08月09日 14:30 / 店舗経営

ラサール インベストメント マネージメント インクは8月5日、同社が組成した特別目的会社を通じて、大阪府岸和田市のマルチテナント型商業施設「岸和田カンカンベイサイドモール」(信託受益権)を取得した。

<岸和田カンカンベイサイドモール>
岸和田カンカンベイサイドモール

岸和田カンカンベイサイドモール

岸和田カンカンベイサイドモールは、大阪府岸和田市の西側湾岸部に位置する、1997年開業のマルチテナント型商業施設。

南海本線岸和田駅から徒歩約13分、車では阪神高速湾岸線岸和田南ICから約1分でのアクセスが可能。 

EAST棟(延床面積49,400m2)とWEST棟(延床面積36,138m2)の2棟から構成し、専門店約90店舗、駐車場1362台を備えている。

施設は、EAST棟の大型テナント退去による影響で現在一時的に空室率が高い状況にあるが、食料品、服飾、生活雑貨、飲食、サービス、シネマの全てのカテゴリーで魅力的な店舗を有している。

ラサールでは、EAST棟のリテナントによる再活性化、EST棟のカテゴリー集積を軸とした大規模リニューアル、外構部を含めた環境工事による施設の利便性強化による施設の再生を目指す。

ラサールの日本法人である、ラサール不動産投資顧問の奥村邦彦執行役員は「当社は従前から郊外型商業セクターを推奨しており、これまで当社の不動産ノウハウを最大限に活かした収益性向上(バリュー・アッド)の余地を残す物件の取得を積極的に進めてまいりました。本物件は、大規模リニューアルとリテナントによる本格的なターンアラウンド(再生)案件であり、当社の商業施設運用において蓄積されたノウハウと人的リソース、および投資資金を最大限に活用して取り組んでまいります。今後も物件タイプやロケーションにとらわれることなく、様々な属性の物件や、弊社の不動産運用ノウハウが活かされる物件への投資を積極化していきます」と述べている。

■岸和田カンカンベイサイドモールの概要
所在地:大阪府岸和田市港緑町3-1
交通:南海本線岸和田駅徒歩13分
敷地面積:47,512.71m2
延床面積:EAST棟 49,400.07m2、WEST棟 36,138.57m2
用途:スーパーマーケット、物販店舗、飲食店舗、映画館、遊技場、自動車車庫、自転車駐車場
竣工:EAST棟1997年2月、WEST棟1999年9月
開業:1997年3月(EAST棟)

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