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ヤオコー/成城に店舗面積962m2の都市型小型店「八百幸」

2017年11月01日 16:40 / 店舗

ヤオコーは11月7日、東京都調布市に「八百幸成城店」をオープンする。

<八百幸成城店>
八百幸成城店

第8時中期経営計画に掲げた都心から20km圏内へ出店するために開発した新業態の都市型小型店を初出店するもの。

店舗面積は962m2で、初年度目標年商は20億円で、今後の都心部出店へ向けた布石とする。

<出店地>
出店地

京王線「仙川駅」から南側約1.7km、小田急線「成城学園前駅」から北側約1.7㎞に出店する。

商圏は、500m圏内3900世帯・8600人、1km圏内1万6100世帯・3万5400人、2km圏内7万9100世帯・16万900人を想定する。

店舗周辺は集合住宅が立ち並び、年々人口が増加している地域。500m圏内の人口は、年代別では40代前半がボリュームゾーンで、次いで40代後半となっている。

世帯構成では単身世帯が最も多く、次いで2人世帯が多くなっている。

<小型店の新しいロゴ>
小型店の新しいロゴ

新しいロゴは、YAOKOの「Y」と都市型小型店の最重要キーワードである素材の「ソ」をモチーフとした。

都市型小型店では、鮮度や産地・旬にこだわった生鮮食品の圧倒的な品そろえと素材の美味しさを日々実感でき、賑わいあふれる市場のような店舗を目指す。

ヤオコーは、発祥の地である埼玉県比企郡小川町に八百屋「八百幸商店」として創業した。

都市型でありながら、昔ながらのヤオコーらしさを受け継ぎ発展していけるよう、店舗名称は漢字で「八百幸」と表記した。

惣菜は、選ぶ楽しさのある売場を目指し、おかずバイキングを導入する。季節や時間帯による、変化のある売場づくりをする。

そのほか、素材にこだわった商品を強化し、国産鶏肉・国産ごぼうを使用した「鶏かしわおにぎり」を店内手作りで提供する。

香味どりを原料とした「とり唐揚」と「焼きとり」や、鳥取県境港水揚げのアジを使用した「アジフライ」などを品そろえする。

日配食品は、ナチュラルチーズを強化し、ブリーチーズやチーズ専門店で扱う特殊なチーズまでを展開する。「ワインに合うチーズオードブル」を開発し、「スモークシリーズ」として生ハムやサラミ、京鴨などオードブル商品を提案する。

無添加パンや成城周辺で人気の高い銘店洋菓子を品そろえし、成城店ならではのこだわり商品を随時導入する。

酒は、ワインの品そろえを強化し、フランスワインを中心とした輸入ワインのコーナーや、産地別に豊富に取りそろえた国産ワインのコーナーにより、こだわりの品そろえと値頃感のある充実した売場を目指す。

ドライ食品は、つゆ・鍋調味料を強化カテゴリーとして、セミアップやこだわり商品、「白だし」など新規導入商品を充実させ、素材との組み合わせで料理の幅を広げる提案をする。

菓子では、米菓を強化し、定番の「堅焼き・しょうゆ味」に加えて、食感や味など変化に富んだ商品や、ヤオコーでしか買えないPB・オリジナル商品を展開する。

出店により、店舗数は東京9店、埼玉85店、千葉28店、群馬15店、神奈川7店、茨城7店、栃木5店の計156店になる。

店舗概要
所在地:東京都調布市入間町1-35-1
TEL:03-5429-0911
交通:小田急線「成城学園前駅」、京王線「仙川駅」徒歩約17分
バス約10分(成城八丁目バス停下車)
敷地面積:2249m2
延床面積:2336m2
店舗面積:962m2
営業時間:9時30分~21時
休業日:年間12日
年間売上:初年度20億円(予定)
駐車台数:24台
駐輪台数:53台

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