東急/自由が丘駅「エトモ」増床、BAKE新業態などスイーツ強化
2019年01月30日 16:20 / 店舗
東急電鉄は2月1日、東京都目黒区の東横線・大井町線自由が丘駅にある商業施設「エトモ自由が丘」増床部分をオープンする。
増床部分には、BAKEの新業態ガトーショコラ専門店「Chocolaphil(ショコラフィル)」、「FLIPPER’S(フリッパーズ)」のテイクアウト専門店「FLIPPER’S STAND(フリッパーズ スタンド)」が2月1日、台湾ティーカフェ「ゴンチャ」は2月8日に営業開始する。
「エトモ」は、東急線駅構内・駅近隣に展開する商業施設ブランド。東急田園都市線長津田駅、東横線祐天寺駅、大井町線大井町駅などに9施設出店している。
エトモ全体の売上高は、2017年度約140億円となっている(2018年10月に開業したエトモ祐天寺を除く8施設の合計)。
「駅と、もっと 街と、もっと」をテーマに、駅と街をつなぐコミュニティ型商業施設として、駅ごとの特色に合わせたテナントを誘致。自由が丘では、シンガポール発高級紅茶ブランド「TWG Tea」日本1号店、英国クッキーブランド「Ben’s Cookies」などスイーツ店に力を入れている。
「エトモ自由が丘」は、自由が丘駅構内、駅近隣に合計16店を営業している(新規3店舗含む)。今回の増床に伴い、「エトモ自由が丘」として売上20%増を見込んでいる。
今回、駅南口付近に、話題の3店舗をオープンすることで、老舗から新店まで多くのスイーツ店がそろう「スイーツの街」自由が丘をより盛り上げていく。
BAKEの新業態の「Chocolaphil(ショコラフィル)」は、「チョコレートよりもチョコレートを感じるガトーショコラ」をコンセプトに誕生した専門店ブランド。
チョコレートは、鎌倉のアロマ生チョコ専門店「ca ca o(カカオ)」が手掛ける、コロンビア産の厳選されたチョコレート2種を使用した。
BAKEは、消費者の80%に支持される菓子目指す「8割主義」をメニューの基礎においているが、今回の新ブランドは、おいしいものを見極められる40代女性をコア・ターゲットに設定。
産地から選び抜かれたカカオ、カカオ豆を砕きキャラメリゼしたカカオニブを使用したガトーショコラのおいしさ、こだわりの追求をアピールしている。
取扱い商品は、丸形の「焼きたてガトーショコラ ロンド」(税込320円)、「ガトーショコラ レクタングル」(2916円)となっている。
営業時間は11時~20時、店舗面積約30m2。BAKEとしては、8ブランド目の新業態となる。グループで国内54、国外外53合計107店舗(2019年1月末現在)まで成長している。
「FLIPPER’S STAND(フリッパーズ スタンド)」は、ベイクルーズグループの手掛ける「奇跡のパンケーキ」で人気を集めるスフレパンケーキ専門店のテイクアウト専門業態。
「フリッパーズ」は、「最高の一皿」をコンセプトに、卵など素材にこだわった「パンケーキ」などを提供し、現在国内に11店舗、海外3店舗出店している。
テイクアウト専門の「フリッパーズ スタンド」は2018年スタートし、自由が丘店で、ニュウマン新宿、原宿に続く3店舗目となる。
看板商品は、「奇跡のスフレパンケーキプリン」(500円から、プレーン・ストロベリー・メルティーチョコレート)。
スフレパンケーキを上に乗せ、カップの中のクリーム、ソース、プリンが織りなす4層の味わいを楽しめる。
また、「パンケーキパイ」(300円から、プレーン・レモンクリームチーズ・ショコラオレンジ)、パックに入った「タピオカドリンク」(420円から、ミルクティ・ほうじ茶ミルク・チャイ・ジャスミン)といった街歩きにも、手土産にもなる商品がそろう。
営業時間は11時~20時。営業面積約9m2。
さらに、2月8日台湾ティーカフェ「ゴンチャ」がオープン。
2006年台湾・高尾で開始した同ブランドは、アジア、北米などに約1400店運営し、2015年日本に進出した。
自由が丘で26店舗目となり、2020年までに日本で100店舗を計画している。
「ゴンチャ」では、台湾のお茶どころ阿里山の厳選された茶葉を使い、タピオカ、ミルクフォームといったトッピング、甘さ、氷の量などを好みで調節できるスタイルが人気を集めている。
営業時間10時~22時。店舗面積は61.85m2。
■エトモ自由が丘
アクセス:東横線・大井町線自由が丘駅構内・駅近隣
開業日:2014年3月
営業面積:740m2
テナント数:16店舗
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